私はなかなかお腹が空かない。

美味しいものは好きだけれど、ほんの少しずつ食べられたら、目もお腹も満足する。

以前こんなnoteを書いたことがある。

そして、元々食べられる量が少ないにもかかわらず、またやってしまった。普段より少ない量を食べただけでも胃袋がちぎれんばかりに引き延ばされる感じ。

これは経験上あまり良くないパターンだな。

診察の結果、先生は過労と診断。定期通院の様子についてはまた少し落ち着いたらnoteに書こうと思っている。

胃腸が働かず、消化吸収ができていないということで、食欲もなければ、食べたものを消化させるだけで相当の体力を使ってしまっているらしい。

血流が悪いおかげで手先はしびれているし、頭痛もある。吐き気は恐らく貧血症状からくるものだなと。

要するにあちこちの働きが悪くなっているので、休養が必要なわけだが、理由が分かると張りつめていたものが溶けるように疲れもドッと出てしまう。私の悪い癖だ。

処方を変えてもらったため、少しは胃腸の動きが感じられる。それでも1食きちんと量を摂ろうとすると、とても消化しきれない。

なるべく横になる時間を取りながら、こまめに少しの量を食べて、胃腸に負担をかけないようにする。

つまみ食いのような感じで、消化しやすくかつ栄養価の高いものを摂る。

もうこうなると、美味しいものを食べたいというよりも、倒れないための栄養補給だ。

食べることに苦心している母をよそ目に、ムスメは今日も食欲旺盛。

何か食べたいものはと尋ねると、「ハンバーグ、でも大変だったら何でもいいよ」

一応彼女なりに気を遣っているらしいので、ハンバーグに決めた。

生協で売られている成型済みのハンバーグをチョイス。これならサラダと付け合わせの野菜だけでいい。

私は食べることができないけれど、メニューさえ決まってしまえば案外楽だ。

食べられなくてもご飯の支度をするというのはなかなか大変なことであるが、食欲モンスターのムスメの助けを得てメニューだけは決めてもらえたので、何とか形になった。

本当に食べられるというのは健康で幸せなこと。

早く持ち直して10連休のどこかで家族揃ってお出かけしたい。

きっとその時は何か食べに行くだろうから、私も胃腸を整えて、少しはご相伴にあずかりたい。