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飛行機での不思議な出会い

こんにちは。
オーストラリアに住んでいるフミです🍇

兄の結婚式で日本に一時帰国し、
またオーストラリアに戻ってきました。

帰りの飛行機で、面白いことがあったので、
記憶の新しいうちに、書き留めます✍️
Nellという女性との一期一会についてです。


✈️  ✈️  ✈️

搭乗して、ケアンズに帰ると思うと
正直、とてもホッとした気持ちになった。
今はオーストラリアの家が自分の家と感じられる。
あの、全員リラックスした国に、今日戻れる。


通路側に座るわたしの隣は2席連続で空いていた。
隣に人がいない席が良かったのか、
空席をひとつ挟んだ窓側席に、Nellは移動してきた。

自分の席を離れる際、座席シートに立ち、
ぴょんぴょんと飛ぶように人を跨いでいく彼女を見て、
少女のようだと思った。

そもそも、搭乗するとトイレに直行していて、
離陸前にトイレ行くなら搭乗前に行くっしょ普通、
と心の中で突っ込んでいた。
自由で、面白い人だった。


隣に座るなり、抹茶味の餅のお菓子を取り出して、
わたしに勧めてきた。
飛行機で食べきっちゃわないといけないから!
と言うので、ほぼ半分ほど頂いたと思う。

すみません、ありがとうございます、など、
簡単な日本語を話すNellの様子を見て、
きっと日本は初めてじゃないだろうと思った。

聞けば、オーストラリア・シドニー在住、
初めて日本に来たのは1991年で、
今回は5回目だという。


わたしについても聞かれ、色々と会話が弾む。

👩🏻ワインをつくってみたくてSA州バロッサにいたよ
👩🏼‍🦱バロッサ・ヴァレーのどこ?
👩🏻ヌリオートゥパ、知ってる?
 ポピュラーじゃないでしょ。
👩🏼‍🦱知ってる、知ってる。
 マギー・ビアは知ってる?友人なの。
👩🏻もちろん。友人ってほんとう?有名人だよね。
 隣の家だったから、畑は毎日見ていたし、
 地元のパレードで彼女に会ったこともあるよ。

※マギー・ビアはオーストラリアの料理家であり、
自身の農場で作ったペーストやパテを売る、
自身の名を冠したグルメブランドを持つ人でも。
テレビで料理番組を持ち、著書も多数。


話を彼女に戻す。

👩🏻日本では、どこに行ってたの?
👩🏼‍🦱今回は〜、多治見。
👩🏻えー?まじか。
 多治見に行く外国人あんまりいないよ?
 あなた、唯一の外国人だったんじゃない?
 何しに行ったのよ?(質問攻め)
👩🏼‍🦱多治見のセラミック見たかったのよ。タイルとか。
 わたし、アーティストだからさ。
 でも確かに周りの人に、なんでこんなところに
 外国人がいるんだ?って言われたねえ😆

自由な人である。
アーティスト以外の職業が想像できないほど、
アーティストのオーラ。笑

👩🏻そうかあ、海外の文化から
 インスピレーションを受けてるんだね、
 わたしも日本で美術の大学を出ていて、
 アーティストではないけど、
 アートをどうやって生んでいるか、
 何からインスピレーションを感じているか、
 みたいな話すごい好きだよ。

👩🏼‍🦱あら、あなたもアートが好き?気が合うね。
 わたしの妻がシドニーで
 レストランやってるから働かない?

なんだか気に入ってもらったみたい。
女性の口から出る「my wife」にやや驚いて
聞き返してしまうのは、日本人だから許して🙃

聞けばなんと、妻はKylie Kwongという、
テレビでも見かける有名な料理家・作家。
飛行機内ではネット回線がないから、
その場できちんと調べることもできなかったけど、
わたしでさえ聞いたことある著名人。

👩🏻いや、そんなとこで働けないよ😂
 ラッキー・クォンいつか行きたいけれど。
👩🏼‍🦱あんたなら大丈夫。

そんな会話をするうちに飛行機内で夜中を迎える。
真ん中の空いた席を交互に使って眠りながら、
着陸してすぐにインスタを交換してサヨウナラ。
Nellはそのまま乗り換えてシドニーに帰った。

ちなみに、NellとKwongのインスタはそれぞれこちら。

Nell:


Kwong:


どんな人よ、と思ってくださったら、
ぜひ彼らをのぞいてみてみてください〜☺️


なんで隣の席に移ってきたのか
食べ物を隣人に勧めるのはいつもなのか
色々と謎だったけど、
飛行機で他人とこんなに盛り上がることもなかったから、
なんだか新鮮で面白かったです✈️

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