お茶を飲む時 過ごすとき

どうしたって焦ることがある。

どうしても、自分を悲観してしまう。
 
なんで、どうして。


そんな時、1杯のお茶に助けられる。

僕がお茶を好きになったのは、単純に、近くの日本茶専門店のお店の方の接客がとても好みだったからかもしれない。

もしくは、そのお店でたまたまやっていた甘味が美味しかったからかもしれない。

はたまた、ポイントカードが可愛くて、そこのお店の常連になろう!と決意したことかも

始まりは、案外単純です。

でも、始まったらたくさんの道が開けてくる。

まさか、日本茶の資格を取るなんて、
日本茶について勉強する日々があったなんて、

僕は知らなかった。予測できなかった。

いつの間にか、家には何種類もの日本茶の積み茶をして、

今日はあれ飲もうかな、これ飲もうかな。

いやいや、あれ飲みたい、これ飲みたい。

考えが沢山浮かんでは消え、浮かんでは消えて

「うがー! どうして人間は胃袋がひとつしかないの!」
  
なんて嘆くこともある。
 
飲みすぎは、さすがに、体調不良に繋がってしまうから

日本茶を飲む

正確に言えば、日本茶を飲んで心の余韻を促しているようだ。

1滴の水滴が、水の上に落ちる時
余波が拡がっていくけど。

そんなふうに、飲むと……なんとなく

余波が広がるイメージが湧き上がってきて


深呼吸や、森林浴をした日の気持ちになっていく。


焦らなくていいんだ。
まだ、君は「終わって」なんかいない


そんなふうに、少しだけ余裕が出来て

客観視出来るようになる。


余韻を感じられるようになると

余裕が出てくる

余裕がでてくると
 
人に優しくできる

そんな気がする。

そして、じぶんにもやさしくできていく


優しく優しく

僕は、僕を否定したくない

でも、時々してしまう自傷行為に近い、自己への罵倒

そんなことで解決しないと頭ではわかっているけれど

優しい余韻を広めたい。

優しく、やさしくね

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