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「頑張って」or「無理しないで」あなたなら、どんな言葉で背中を押されたいですか?

フィットネスインストラクターで
未来書き換え自分年表作成講座
認定講師の山﨑史子です。



突然ですが、
みなさんは、人一倍頑張っている人を見たとき
何と声をかけますか?



「頑張れ!」と言いますか?
それとも
「無理しないで!」
と言いますか?



どちらも正解ですよね。



でも最近は、
頑張り過ぎている方も多いですから
私も普段、「無理しなくて良いですよ」
とよく声をかけます。



ですが、
今回は違った目線で、どんな言葉が
「その人にとっての優しい言葉で、
 背中を押せるのか?」
感じたことを書いていきたいと思います。



今、頑張っていて背中を押して欲しいと
思われている方や、
誰かの背中をどんな言葉押したら良いか、
に迷われている方には
何かヒントになるかもしれません。



最後までお付き合いください。



実は昨日、
フィットネスクラブのジムで
久しぶりにお会いした
70代の男性のお客様がいまして。



以前は、ガンガン筋トレをやって
筋肉隆々だった方なんですが、
ガンの手術を終えて復帰されたばかり
だったんですね、



「どうですか?」
と声をかけると



「もうボロボロだよ、
ここに来る気力もない。。。」



と細く弱々しくなった体で、
うつむいて座っていました。



それを見て、
なんだか私も切なくなって。。。
でも、だからこそ



「ちゃんとここに来れてるし、
頑張りましょう!」
と声をかけたんですね。



するとその方は、
とても驚いた顔で私を見上げて



「そう言ってくれたのは、
あんただけだよ」
そう仰いました。



しっかり目を見開いて、
「みんな『無理するな』って言いやがる。
頑張れなんて、もう誰も言ってくれなくなっちまった。
久しぶりに聞いたよ、頑張れって」



その方の、
はにかんだ笑顔がやっと見られて、
私も思わず笑みがこぼれたんですね。



でも、その言葉は、
とても私の胸に切なく響きました。



思えば私自身も、幼少期から、
「ふみちゃんは、いいよ」
って言われることが多かった。



両親と3つ上の兄との4人家族の
末っ子として育ちましたから、



兄ちゃんと喧嘩をしても、
「お兄ちゃんでしょ」
と怒られるのは兄ちゃんだけ。



はじめのうちは、
(お兄ちゃんて大変。
私は妹でラッキー)
くらいに思っていましたが、



その反面、
大変なことはやらなくていい、
そう言われれば言われるほど、
大事にはされていても、頼りにはされず



期待もされていないように感じて、
自分だけ『蚊帳の外』にいるような寂しさを
感じるようになっていったんですね。



両親からすれば、
私にプレッシャーをかけないように
という優しい気遣いだったのだろうと
今なら理解も出来るんですけど、



当時は、その優しさも、
自分の限界を見られているようで
実は、とても寂しかった。



どんな言葉掛けか?で
すれ違いっていることが
あるように思いませんか?



それに、
相手がどんな言葉を求めているのか
もう分からない、
そんな場面に出くわすことが
私にはあったんですね。



それは、父が生死の境を
さまよった時でした。



家で倒れて救急搬送された先で
駆け付けた私が見たのは
心拍数が180~190という数値の父。



安静時の私の心拍数は60~70ですから、



息苦しいを超えて、
ひたすら全速力でマラソンしているようなもの。



ドクターからも、
「肺に水が溜まったこの状況は、
 地上で溺れているような状態です」
と話しを受けて、



母も兄も私も、
それはもう見ていられなくて
胸が痛くなるような思いでした。



(まだ生きたいから頑張らせてくれ)
なのか、



(もう苦しいから解放してくれ)
なのか、



もう父の声を聞いてあげることも出来なくて
それが悲しくて悲しくて。。。



家族として、
とても苦しい時間が流れました。



ただ、その時のドクターの言葉が
とても私には強く残っていて、
実は今の私の道に
繋がっているように思ったりするんですね。



呼吸器をつけるかどうかの話の時、
「あくまでも僕の見解ですけどね」
と言いながら、



「人ってね。
『明日何をしよう、明日何がしたい』
 その思考が出来なくなった時、
『人』としての人生は
 終わってしまうのだと思います。」



そんなことをお話されていたんです。
人として生きるためには、
『明日への思いを持つこと』が大事。
そしてそれが、生きるモチベーションにつながる、
そんな風にも思ったんですね。



勿論、やみくもに頑張る、
ということではないですけど、
自分に「頑張りたい」という気持ちがあるなら、
やっぱり、明日の自分に期待したい、



という思いは
みんな持っているんじゃないかな


と私は思ったりします。
ですから、昨日のお客様の気持ちもやはり、



(明日の自分を諦めたくない、
頑張りたいのに。。。)
そんな気持ちだったので、



「頑張って」という私の言葉を
嬉しく思ってくれたんだと思います。



私も普段、当たり前のように
「無理しなくていいですよ」
とよく声をかけますし、



それが、とても優しい言葉
だと思い込んでいたんですけど、


その時の、
その人の気持ちによって、
背中を押す言葉って違うんですよね。



ですから、先入観にはとらわれず
まず自分自身のモチベーションを
高く持って、
自分の言葉で背中を押せば、
相手にも良い循環を
もたらしていけるように思います。


何か参考になりましたら嬉しく思います。



ちなみに今、
以前の私のように、
頑張っていて背中を押して欲しいと
思われている方や、



誰かの背中をどんな言葉押したら良いか、
に迷われている方には
私の経験からお話出来ることが
あるかもしれません。



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