Funtom-ふぁんとむ

色々なことに考えを巡らせたり、『ことば』を楽しむことがすきな高校生です。ゆるゆると、日…

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色々なことに考えを巡らせたり、『ことば』を楽しむことがすきな高校生です。ゆるゆると、日々思ったことやすきなことについて語ったりなどします。 デジタルデザインも趣味です。たまにCanvaのテンプレートを公開するかも。

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  • はなしシリーズ

    日々思ったことやすきなことについて書いている、ふぁんとむのエッセイ集です。

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友達と手紙を書く、交換する、いとおしさ

一週間前のこと。ある友達が、文通をしている相手について話してくれた。 英語を学ぶ合宿?イベント?で出会った、ここからは遠い他県の友達。 普段はお互い、めったにLINEで連絡はとらないのだけれど、月イチほどの頻度で手紙を交換するのだそう。 「元気?」から始めて、最近あったことなどを書き、最後に「あなたと友達になれてよかった」と書く。 「本当に、大事な友達なんだぁ」と笑う彼女が、わたしは素敵だと思った。文通の話も、心がほわっ、ふわっとして、羨ましいなぁとも思った。 そして最近わ

    • いのり (やさしい詩を添えて)

      まずは、震災に遭われた方にお見舞い申し上げると共に、亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表します。 それから、飛行機事故で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。 どちらのことも、怪我をされた方々の体が、一日でも早く良くなりますように。 新年早々悪いことが立て続けに起こり、不安にさいなまれる一方、祈りの気持ちがどんどん強くなっています。 自分に今のところできること。それは募金と、何か少しでも良い方向にことが動いてほしいというお祈り。 でも、それは「それだけ」ではなくて、な

      • 「無機物の朝」で短歌が詠みたい

        最近学校で短歌の授業があって、ひとりひとつ短歌を詠んで提出することになった。 しがない短歌詠みであり、短歌を詠むのが好きなわたしは当然いっぱいはりきる。 一週間かけて、やっと今朝提出した。 身バレが怖いので提出したものは伏せるけれど、テーマとしては「冬の朝」、それからキーワードは「つめたい・寒い」「孤独」「ひとり」。 といっても重く苦しい孤独を描いたわけではない。 冬の朝は冷たくて、寒くて、白くて、世界にひとり取り残されたような気分になる。 ひんやりとした空気を吸い込めば、

        • Todoリストのテンプレート、つくってみました

          いつもの記事とはちょっと違う記事。新しい試みです。 趣味でやっているデジタルデザインで、Weekly Todoリストのテンプレートを作ってみました。よかったらお使いくださいな。 画像はこんな感じ。 https://www.canva.com/design/DAFwriYsplg/LKTj9Y8WYtkwE4iX7BtUfA/view?utm_content=DAFwriYsplg&utm_campaign=designshare&utm_medium=link&utm_s

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          12本

        記事

          「じんわりいとおしい」をはじめて知る

          愛おしい、という感情がこの世界にはある。 例えば小さな頃から持っているぬいぐるみを抱きしめた時。あるいは弟を可愛がる時。 愛おしい、という感情をわたしは知っていると思っていたけれど、「じんわりいとおしい」をこの間はじめて知った。 わたしの拠り所のひとつで、どきどきもくれるけれど、やっぱり一緒にいて安心する人がいる。その人とこの間はじめてハグをした。 ハグをした時肩ごしに、薄暗がりの中でまばゆく光る、オレンジ色の電灯が見えた。(うれしくも)身動きが取れないから、それしか視界に

          「じんわりいとおしい」をはじめて知る

          わたしを穿て、さかな

          何をしても短歌に入れがち。青を見るとかならず頭をよぎる。ふとしたときにおもうのは、いつだって「さかな」である。 さかな きみが泳ぐのが海ならば わたしは果たして海なのだろうか さかな、と心の中で唱えると落ち着く。さかなの字面を見ると、安心する(特にひらがな)。 それはまるで、元いた場所に帰るかのような感覚に近い。 さかなはきっと、わたしにとっては、ひたすらに安寧の象徴なのだと思ったりする。 水の中に体を沈め、耳元に泡が弾ける音を聞き、水をなめらかにかき分けて泳ぐその感覚と

          わたしを穿て、さかな

          読書感想文がきらいだ

          読書感想文が苦手だ。というか、嫌いまである。 小学生の頃の夏休みの宿題、毎度読書感想文の宿題が出るたびに嫌気がさし、母に散々書き直しされては泣きたくなった。 中学に上がった後も似たようなことをやらされて、ぐったりしていた。が、ここ最近はそんな課題は出なくなった。いえーい、最高。 でもけして本が嫌いでも、文章を書くのが苦手で嫌いなわけでもない。 むしろ昔から自他共に認める本の虫だし、文章を書くのが嫌いだったらnoteなんてやってない。苦手でもない。むしろちょっと得意なほう。文

          読書感想文がきらいだ

          魚と電車の夢

          最近、夢日記をつけている。理由は様々だが、それはおいおい。 とにかく、その日記の中で頻繁に出てくるフレーズが、この「魚と電車」である。 どうにも、わたしはこの2つをよく夢に見るようだ。 まず魚の方は、大抵は泳いでいない。 だいたい死んでいる。 この間は、漁港のあのコンクリートの岸(フジツボがたくさんついているようなところ)から、大きな大きな魚の死骸を見下ろしていた。 魚だったんだろうか、あれ。くじらのようだったけれど、明らかになにかが違った。正確にいうのであれば、魚のよう

          ひさしぶりの文章スタイルとぐだぐだ

          ずいぶんとお久しぶりになってしまった。ふぁんとむです。 実は長らく書くことを止めていたのは、4月からの新たな環境で日常が落ち着かなかったわけで、ようやく今からだが馴染んできたためにこうしてタイプしている。 多分あまり頻度は高くはなくなるけれど、こうしてふら〜っと帰ってきて、ぐだぐだとなにかを語ってどっか行く、ということが、これからは増えると思う。 もうどうやって文章を書いているのか忘れてしまって、今まで書き作った記事を見てみたのだけれど、今こうして書いている文章のスタイル

          ひさしぶりの文章スタイルとぐだぐだ

          ことばを使うのは、こわい

          ことばは諸刃の剣。 本当にそうだと思う。 ことばを愛する者がこんなことを言うのはおかしいかもしれないけれど、 でもわたしは、ことばを使うことがこわい。 きっかけは、件の戦争だった。 ニュースで目にし、生死というものを、わたしは人生初めてはっきり身にしみて感じた。 それから考えるようになった。 今この赤信号の横断歩道を一歩踏み出せば、わたしは車に轢かれる。 今ここから真っ直ぐ歩けば、わたしはホームに落ち、電車に轢かれる。 今ここから飛び降りれば、わたしは地面に打ち付けられ

          ことばを使うのは、こわい

          わたしにとって短歌をよむということ

          この間、プロフェッショナル~仕事の流儀~という番組の、俵万智さんが出演している回を見た。 わたしはとってもしがない短歌詠みで、しかも俵万智さんはわたしが短歌の世界にとびこむきっかけとなった人で、たまたまテレビをつけたらそれがやっていて、見るしかないと思って見た。 ことばをじっくりじっくり吟味してつむぎだす彼女の姿勢に、とっても心を打たれた。 でも、今日はその感想じゃなくて。 あの番組を見て、わたしにとって短歌を詠むってどういうことなんだろうかとここ数日考えている。 番組内

          わたしにとって短歌をよむということ

          すすけたガラスのひかり―『エゴン・シーレ展』にて

          夜中、英語日記で感想を書いた『エゴン・シーレ展』。 (その英語日記の本編はこちら) 何故かその時はそのことを英語で書きたくなって、英語日記に記したけれど、やっぱりもう一回ふかくふかく書きたくて、この記事。 英語日記の本編にて、わたしはエゴン・シーレの絵(特に 年あたりの作品)に、『闇と光を感じた』と書いた。 絵の具を使ってキャンバスに描いている作品において、彼の筆使いというかタッチには色ムラがある。すーっと線を引いた時に、その後にこう…濃い箇所と薄い箇所が出来ている。いい例

          すすけたガラスのひかり―『エゴン・シーレ展』にて

          曖昧な言葉で話してみたい、というはなし

          お久しぶりです、ふぁんとむ―Funtomです。 しばらく私生活が忙しく、今さっき起きたばかりのような心地で眠りにつく日々が続いていました。やっとnoteを書けてうれしいです。 今日は『曖昧な言葉で話してみたい、というはなし』です。いつも以上に脈絡なく、がしがし書きなぐっています。 この間学校でなにか発表する機会があった時、友だちに「ふぁんとむの言葉は分かりやすくて、すっと入ってくるね」と褒めてもらいました。 発表においてわかりやすさというのは非常に大事で、だからうれしかった

          曖昧な言葉で話してみたい、というはなし

          びっくりマーク、句点、びっくりマークの並びは、適度にフランクできもちいい、のはなし

          こんばんは、Funtom―ふぁんとむです。 このお話は、本当に感覚的なものと言いますか、『Don't think!Feel…』な話といいますか…。わたしの言葉で、果たしてこの話の趣旨が伝えきれるかどうか…。 とにかく、『びっくりマーク、句点、びっくりマークの並びは、適度にフランクできもちいい、のはなし』です。 『びっくりマーク、句点、びっくりマークの並び』というのは、例えば、 「了解しました!ありがとうございます。またよろしくお願いしますね!」という感じです。 わたしは、学

          びっくりマーク、句点、びっくりマークの並びは、適度にフランクできもちいい、のはなし

          ずっと仮のアイコンを使っていたのですが、この度アイコンを自作しました!実はドット絵を描くのも趣味の一つでして、これもドット絵作成アプリでぱぱぱ〜と描きました。ファントム(おばけ、幻影)らしく、おばけモチーフです。我ながらかわいいおばけ。

          ずっと仮のアイコンを使っていたのですが、この度アイコンを自作しました!実はドット絵を描くのも趣味の一つでして、これもドット絵作成アプリでぱぱぱ〜と描きました。ファントム(おばけ、幻影)らしく、おばけモチーフです。我ながらかわいいおばけ。

          欲しいと想うきもちが、一番きれいなんだよ、というはなし

          穏やかな夜からこんにちは、Funtom―ふぁんとむです。 今日も思ったことを、とつとつと書きます。 今日は、『欲しいと想うきもちが、一番きれいなんだよ、というはなし』。 美術品を見たり、骨董品を見たり、ということが、ここ数年ですっかり好きになりました。 細かな意匠や作者の隠された遊び心、『ここが好き…!』と感じるポイントを見つけると、とても心が踊ります。 きゃー!わー!という喜びではなくて、しみじみ、じっくり嬉しい。 その作品の背景を知ると、もっと好きになります。これもまた

          欲しいと想うきもちが、一番きれいなんだよ、というはなし