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これからの時代、人と違うことをやらなきゃヤバイですよってお話し。

どーも、タイラーです!元ミュージシャン、現在はサラリーマンとしてバリバリ活動しております!このブログは30歳になってようやく勉強しようと思い始めた元ミュージシャンの知識や経験を発信するブログです。
20代は音楽に全てをかけてきたのでかなりバカです!
賢い人は読まないでください!逆に勉強し始めた人は読みやすいかも!
と、言うわけで今回は、「ORIGINALS」と言う本を紹介していきます。


1.本の紹介

この本はどんな人が読むべきなの?と聞かれますと生きてる人、皆んな!
と答えますw

なぜなら、インターネットの普及によって誰もが自分を発信するツールが
確立された時代だからです。

逆に、オリジナルな価値を生み出せないとこの時代を生き抜くのは非常に
厳しいと言えるでしょう!

とても厳しいっすよね。不安ですよね。それは、あなたも私も皆んな一緒です。
だからこそ、この本を読んでちょっとでも意識と行動を変えていくべき

なんです。

では、ざっくりと本の内容を解説していきます。

1.既存のシステムに疑問を持つ

オリジナルな存在になるための第一歩、として既存のシステムに疑問を持つ
これがめちゃくちゃ重要になってきます。

ある、経済学者のお偉いさんが離職率について研究したそうです。
仕事が続く人とそうでない人にはどんな違いがあるのか?という研究ですね。

すると、なんとも面白い結果が出ました!クロームや、ファイアフォックスを
使っている従業員はインターネットエクスプローラやサファリを使っている

従業員より15パーセントも仕事が長く続くことがわかったそうです!さらに!!
クロームやサファリを使う従業員の方が売り上げも高く、顧客満足度も高く、

仕事の効率も良かったそうです!何故、そんな結果になったのか。ちゃんとした
根拠はもちろんあります!

それは、クロームやファイアフォックスは、サファリやインターネットエクスプローラと違って、自分でダウンロードしなければ使えないからです。

サファリ、インターネットエクスプローラを使っていた従業員は今あるものを
そのまま使うことを選択し、クロームやファイアフォックスを使う従業員は

より良い環境を求めて行動した人たち、となるからです。つまり、後者は勉強
熱心じゃなできないし、仕事に好奇心を持って熱心に取り組むので

成果も出るし、効率も良くなるし、離職率も低い結果となるわけです。
確かに!!って感じですよね。

既存のシステムや、私たちのあたりまえに疑問を持つことからオリジナルの
価値は生まれる的なことが本書では書かれています。

当時では考えられなっかた、メガネやサングラスをネット販売すると言う
事業を立ち上げたワービーパーカーの実例も書いてあります。

2.リスクは分配する

これ、めっちゃ以外くないっすか?私たちのイメージする、オリジナルな人たち
まー、ここでは天才的な人としましょう。

スティーブジョブスとか、ラリーペイジとか、フィルナイト( NIKE創業者)とか。
そう言う人たちってリスクをとって人生の賭けに勝った人!って

イメージじゃないですか!リスクを恐れないと言うか、私たちとは別次元の人たち
と言うか。それが実は違うんですよ!

彼らもリスクを嫌う、私たちとなんら変わりのない人間なんですwほんとですよ!
NIKE創業者は会計士をしながらトランクにランニングシューズを乗せて

販売していた。グーグルの創業者ラリーペイジは、インターネットの検索機能を
劇的に変える方法をあみだした!!にもかかわらず、大学院として

勉強していたと。スティーブジョブスもアップルというコンピュータを
作ったが数年はエンジニアとして仕事を続けていたと。

そしてミュージシャンは必見!!あのブライアンメイも天文学者として働きながら
クイーンを続けていたそうです。

研究結果によると、リスクをとって起業した人はリスクをとらずに起業した人より
33パーセントも失敗の確率が高かったそうです!!

また、リスクをとらずに起業を始めた人の方が起業を長く続けられるという結果も
あります。もちろん、この結果にも根拠はあります。

それは、安心感です。ある分野で報酬や給料が安定している方が、もう一つの
分野では自由な発想やアイデアが生まれやすくなるからです!

これは、個人的にとてもぶっ刺さる内容でした。私も音楽でギリギリの生活を
しているときは、マンネリや新しい発見がなかなか見つかりませんでした。

しかし、就職をしてから今までに聞かなかった音楽に触れてみようと感じたり
もう一度、基本的な楽器練習から始めようと思ったり。

そうすることで新しい発見やアイデアがたくさん生まれました。なので、フリーターで夢を追いかけている人や、ギリギリの生活で夢を追いかけてる人に

声を大にしてでも言いたい!!!生活の基盤が整っていないと、成長はないぞって。リスクは分配した方がいいよ!って

3.たくさんのアイデアを出す

え!めちゃくちゃシンプルな答え!!って感じなんですが、これにもまた深い根拠がありました。

本書では、私たち人間は斬新な発想が生まれないと悩みがちだがそうではない!とバッサリ否定しております。

斬新なアイデアが出せないのではなく、斬新なアイデアを正しく選べていないと。
アイデアは腐る程あっても正しいアイデアの選び方をわかっている人が少ない

ことが問題だそうです。その根拠は、私たち人間は自信過剰に自分を見積もってしまい、自分の限界や欠点は目を背けるか、過小評価してしまう

これらの原因が新しいアイデアを生み出す弊害となっていると。あの、天才的な
作曲家、ベートベンは今もなお語り継がれる名曲「運命」に過小評価をして

何度も新しいアイデアを絞り出して作り直ししていたそうです。

そして、ベートーベン自身が最も気に入っていた
作品は後世にあまり名を残さなかったそうです。

つまり、自分でとんでもないアイデアが生まれた!と感じると客観的に見れないので努力しようと思わなくなるってことですね。では、どうすれば良いのか?

ベストな行動はアイデアが思いついた時に同業者の仲間に評価を求めることです。そしてここでまた注意していただきたいこたがあります。

必ず、同業者の仲間にアイデアを伝えることです。上司や、管理職の方ではダメです。なぜなら彼らは新しいアイデアで利益を追求するよりも失敗を重視しがちだからです。

これには、専門の知識や経歴が長い人ほど考えが凝り固まってしまう結果があります。実例は、はしょりますが、ざっくり言うと、ハリーポッターや、

ナルニア国物語、スターウォーズやETも当初は作品を見送っていたくらいです。
今考えると本当にありえない話ですよね!

冒頭にお伝えしたように、斬新なアイデアは世の中に溢れかえっています。
しかし、私たちは正しくアイデアを選ぶことができません。

自信過剰で過小評価をやってしまい、さらに経験や知識が身につき、ある程度の立場に着くと失敗を恐れるようになってしまうからです。

アイデアをたくさん出しまくって同業者の仲間の評価を受け入れる。それが斬新な
アイデアを作りオリジナルな存在になれる道だと、本書はそう伝えております。

他にも、さまざなオリジナルになる為の方法やアイデアを生かす為の人間関係の
作り方まで、とても素晴らしい内容が盛りだくさんなので是非。

それではまた。










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