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ふるいはさみ、網走市民やめるってよ

この町にこぼれた星の囁きを燃料にして灯台は点く
海の向こうも春なのかな
赤いろうそくのまどろみ
絶望に負けたくはない春なのに曖昧なうた歌ってたんだ
ほんとうに欲しかったからあのひとのことばの丘を走り続ける
この花を見て欲しかった
秋の日は瞬きだったから
望郷の念に駆られた北風がせつない唄を思い出す浜


また、いつかね。
きみも。

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