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心が狭くなるのは頑張って来た証拠。

私、あの人のあの行動について、何でこんなこと思っちゃうんだろう。
他の人だったらそんな風に思わないのに、、、。
私の性格が悪いのかな?

そんなことはありません。他人に対して、気になるポイントは人それぞれ拘っている、頑張っている、大切にしている部分なのです。
幾つか例を挙げます。
例えば、人を傷つけないことを大切にしている人は、心無いことを口にする人の事を「性格が悪い」と思い、その上でそういう評価を下した自分自身を不快に思ったりします。
容姿にこだわって気を使っている人は、身なりを整えない人に対して、どうしてああして居られるんだろう?もっと気を使ったらいいのに、とか思ったりします。
時間に気をつける人は、他の人の遅刻を自然と厳しい目で見ます。
一生懸命勉強して来た人は、「勉強はゲーム感覚で伸ばしていけるから好きです」と言っている人を見るとイライラします。
努力に努力を重ねて体型に気を遣っている人は、お菓子を食べながら「やせたい」と言っている人を見ると怒りが湧いて来たりします。

何かにこだわるということは、狭量になるということです。プライドを持ってやってきた、大切だからやってきた、そのことに関して必要以上に神経質になってしまうのは当たり前のことです。
人それぞれそのポイントがずれているから、お互いに色んなことを思っていて当然です。
大切なのは、狭量になっている自分を認めて、受け入れてあげること、それだけです。必要以上に自分を責める必要はありません。
誰でも触れられると発火する部分を持って居ます。持っていれば持っているほどつらい。でもそれは一生懸命頑張って来た証でもあるのです。
他人に対しても厳しい目で見てしまう自分が嫌だったら、「自分ってそういうところあるよね、頑張って来たから当然だよね」と声をかけてあげましょう。そうして自分自身に寛容になることが、他人に寛容になることへの第一歩です。

それではおやすみなさい🌙

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