あんでぃ

1972年生まれ。新潟シモ古町のおんぼろビルで、マレー半島に思いを寄せながら暮らす「シ…

あんでぃ

1972年生まれ。新潟シモ古町のおんぼろビルで、マレー半島に思いを寄せながら暮らす「シモ古町ときどき脳内マレー半島」な日々。ここではマレー半島指数ちょっと高めに、「僕らが旅に出る理由」について綴っていこうかと。

最近の記事

【アジア新聞屋台村】アジアの混沌から見えたグローバル時代の日本人の生き方

アジア+新聞+屋台、僕的にはもう読むしかないでしょ?ってな組み合わせ。期待以上でした。 『アジア新聞屋台村』は、最近ソマリランドの本で注目を集める作家高野秀行さんが、東京でアジア各国の新聞を発行する不思議な新聞社「エイジアン」に編集顧問として関わった20~30代の十数年の日々を綴った自伝的小説です。 自伝的小説ということで『フィクションをまじえているが、8〜9割は事実にもとづいている』のだそうです。 https://aisa.ne.jp/mbembe/archives/67

    • 【東京で東南アジアを食べる~肉骨茶】骨付きホロホロ肉の薬膳スープを十条で

      お茶じゃないよ。骨付き肉が入った薬膳スープ、これがご飯に合うんです。 「肉骨茶(バクテー)」はマレーシアやシンガポールでよく食べられるスープ料理。 マレーシアがまだイギリスの植民地だった頃、中国から働きに来ていた福建人が、解体後に残った肉片付きの骨を使って作り出したと言われています。 それで「肉骨」なんですね。「茶」は謎ですが。 豚肉を使うので食べるのは中華系だけ。ムスリムのマレー人は食べません。 肉骨茶には、まるごとのニンニクや、クローブ、ハッカクなどのスパイスが入って

      • 現地実質2日間でバス400kmを往復…タイのアルビ観戦ツアーは超弾丸

        緑色の「ハッピーターン」ユニホームを着るのも、もしかしたらタイでの試合が最初? それは楽しみではあるんだけど…。 前回の続き。今シーズン新体制の初戦は、タイで行われる「トヨタプレミアカップ」ということになったアルビレックス新潟。バンコクなら国内のアウェイ戦より身近な気がすると、勢いでフライトの予約をしてしまったのだが…え、試合はバンコクじゃなくてブリーラム? ブリーラムって、どこよ? 調べてみた。ブリーラムはバンコクから北東へ約400km。400kmということは、だいたい

        • アルビレックス新潟2016年シーズンの初戦は湘南…ではなくてタイ?

          国内の遠いところで行われるアウェイ戦よりは、タイのバンコクの方が感覚的に近いかも…と思っていたんだけど。 先日、アルビレックス新潟の2016年新体制が発表された。開幕試合は2月27日、アウェイで湘南と対戦する。監督も代わり、新たなアルビの歴史がこの試合から始まる…と思ったら、なんとその2週間前にタイでアルビの試合があるというのだ。 最初に知ったのは、このツイートだった。 @maimaidenden (yosuke) タイメディアによると、Jリーグのアルビレックス新潟が来

        【アジア新聞屋台村】アジアの混沌から見えたグローバル時代の日本人の生き方

        • 【東京で東南アジアを食べる~肉骨茶】骨付きホロホロ肉の薬膳スープを十条で

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          昔フランス、今ニッポン…ホーチミン・シティを変えるのは外国勢力?

          「サイゴン川に日本がトンネルを掘ってくれたんだよ、見せてやるよ」とバイクタクシーのおっさん。いや、トンネルは見なくていいけど、日本の仕事を喜んでくれているのはうれしいなぁ。 年末ベトナム旅行の続き。空港から海岸の街ブンタウを経て、フェリーで夜のホーチミン市へ。船から眺める街並みは華やかで、いよいよ上陸という感覚を演出できたこのルートは正解だったなぁ…と手前味噌。 ◇ブンタウ~ホーチミンシティ フェリー着岸20151227|YouTube https://www.youtub

          昔フランス、今ニッポン…ホーチミン・シティを変えるのは外国勢力?

          乗り物酔い2時間の先にある?素朴な海岸リゾートの街、ブンタウへ

          「ベトナムの熱海」とも称されるブンタウは、のんびりした海辺のいい街。でも乗り物酔いの印象が強くて…すみません。 前回の続き。優しくて親切なバス運転手さんらのおかげで、ホーチミン市近郊の海岸の街、ブンタウへたどり着いたんだけど…このバスがまた大変だった。クラクションを鳴らしながら、対向車線に飛び出しオートバイを追い越して走り続けるのだ。 ああ、この運転、『水曜どうでしょう』で見たなぁ。「ベトナム走り」って言うんだっけ? そして道が悪いのかバスが悪いのか(たぶん両方)、座席は

          乗り物酔い2時間の先にある?素朴な海岸リゾートの街、ブンタウへ

          ホーチミン市からブンタウへ…ベトナム人の優しさに触れたバス2時間

          みんな優しいんだから。おかげで空港からブンタウへ行くバスは、実際どこで乗ってどこで降りるのが正しいのか、結局よく分からなかった。 年末にベトナム南部のホーチミン・シティへ、現地3日間の弾丸旅行に行ってきた。せっかく南国に行くのだから、弾丸とはいえ海を見たい。というわけでホーチミン市からバスで2時間ほどの海岸の街ブンタウ(Vung Tau)へ行くことにしていた。 ブンタウへはホーチミン市のタンソンニャット国際空港からベトジェット航空のシャトルバスが出ているらしい。深夜3時、

          ホーチミン市からブンタウへ…ベトナム人の優しさに触れたバス2時間

          年末でも新潟空港から4万円台!上海経由でベトナム・ホーチミンへ

          東南アジア行きの旅行計画などを記している「note」に、1年ぶりのエントリー。年末はどこへ行こうかな…といつものスカイスキャナーを検索していたら、見つけてしまった。新潟空港発着ホーチミンシティ、往復4万円台だって! この3年ほどで、マレーシア、シンガポール、タイ、インドネシアと上陸してきたが、この年末は初めてベトナムへ行くことにした。たまたま安かったし、いつか行くと思っていたから…。なんか最近新潟も寒くて、11月に入った途端に風邪を引いたりして、現実逃避したかったんだよね。

          年末でも新潟空港から4万円台!上海経由でベトナム・ホーチミンへ

          ジェットアジアエアウェイズでバンコクへ

          東南アジア行きの旅行計画などを記している、この「note」。久々に更新しちゃうよー。年末に、突如バンコクへ行くことにしたのだ。「ジェットアジアエアウェイズ」という飛行機で。 家族はこの年末年始は行かないというし、年末年始はさすがの中国東方航空も高いし…と、半分あきらめかけていた。そもそも行けるのは年末の数日間に限られている。この一番の書き入れ時に、都合よく安く行けるものなの?と思っていたら、妻が見つけてきたのだ、ジェットアジアエアウェイズを。 ◇Jet Asia Airwa

          ジェットアジアエアウェイズでバンコクへ

          4つ星ホテルが世界一安い街、バンコク

          東南アジアの都市に、家族連れで安く泊まる方法。シンガポールはお隣ジョホールバルに泊まる、クアラルンプールはサービスアパートメント、ではバンコクは…? 旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の調査で、世界で4番目に旅行者が安く過ごせる街に選ばれたバンコク。なかでも4つ星ホテルの宿泊費は世界でも一番安いのだとか。なるほど、納得である。 ・トリップアドバイザー『旅行者物価指数(トリップインデックス)2014』を発表 - JBpress http://jbpress.isme

          4つ星ホテルが世界一安い街、バンコク

          クアラルンプールは暮らすように泊まる

          東南アジアでよく聞くコンドミニアムとかサービスアパートメントとか。ホテルと賃貸住宅の間のようなこのカタチ、日本でももっとあるといいのになぁ。 妻と子どもたちはこの夏、東南アジアに約3週間滞在することになる。物価が安いと言っても、優雅なリゾート滞在とはいかない。1泊5千円をひとつの目安にした。とは言え、子ども連れでドミトリーや相部屋というのも難しい。選択肢に上がるのが、コンドミニアムやサービスアパートメントと言われる業態だ。 幸いマレーシアのクアラルンプールには、コンドミニ

          クアラルンプールは暮らすように泊まる

          シンガポールで遊んでマレーシアに泊まる

          ジョホールバルからシンガポールへ行く高速バスが5マレーシアリンギ、シンガポールからジョホールバルへも5シンガポールドル。なんだ、一緒か…と一瞬思うけど、マレーシアリンギとシンガポールドルでは3倍近く価値が違う。これが橋1本隔てた国境の現実。 夏の東南アジア行きは、まず家族が先に行ってシンガポールに降り立つことになっている。東南アジアをシンガポールからマレーシア、タイへと移動していくと、どうしてもシンガポールのホテル代の高さが際立つ。そうなると橋1本越えたマレーシア南端のジョ

          シンガポールで遊んでマレーシアに泊まる

          日本サッカーの歴史が始まった出発点

          夜8時からの試合に朝8時から行列ができる。こんなに熱心なサッカーファンが多い街から、現在のサッカー日本の歴史が始まったと思うと感慨深い。次に行くときにはスタジアムに入ってみたい。 ジョホールバルと聞いて、場所はわからないけど「ジョホールバルの歓喜」は知っているという人はかなり多いはず。17年前にここで行われたW杯最終予選。シーソーゲームの末、同点で迎えた延長戦の終了間際、岡野雅行の劇的なゴールデンゴールで悲願のW杯本戦初出場を決めたのだった。 昨年8月、ジョホールバルで初

          日本サッカーの歴史が始まった出発点

          予約しづらくなってきた?マレー鉄道

          マレー半島を縦断する旅で、メーンと言ってもいいのがマレー鉄道の夜行列車だった。でも今回は…え?予約ができないって? マレー半島を縦断するマレー鉄道は、沢木耕太郎の『深夜特急』の題名イメージそのものだ(小説ではマレー鉄道には昼しか乗っていないけど)。古くさいけど味のある寝台列車と、ネットで海外からでも予約できるハイテクさのギャップがよくて、これまでシンガポール-クアラルンプール間を3回乗った。 ・深夜特急から朝の動物園へ - 新潟シモフルのおんぼろビルに暮らす http://

          予約しづらくなってきた?マレー鉄道

          クーデターでバンコクの英語FM局が軍歌一色に?

          クーデターが起きたタイの生の情報を聴こうと、バンコクの英語FM局「COOL celsius915」に合わせてみたが、いつもと様子が違う。 タイ語のやけに威勢のいい曲ばかりで…。普段は欧米のヒット曲と英語DJを放送するゴキゲンなラジオ局なのに。そうか、これがクーデターというヤツなのか。 タイのクーデターは4年おきに起こるオリンピックみたいなもの、と言う人もいるけど、英語FM局までこうして軍の支配下になったのを目の当たり(いや、耳当たりか)にすると、やはり不安になる。夜になって

          クーデターでバンコクの英語FM局が軍歌一色に?

          夏休みも新潟発着4万円台で東南アジアへ

          ゴールデンウィークも今日で終わるけど、我が家の目線はすでに夏に向かっている。この夏も行ってくるよー、東南アジア。 新潟空港から上海経由で東南アジアへ向かう中国東方航空を格安で予約できるのは、3ヵ月前までがメド。というわけで、ほぼ3ヵ月前の4月末にExpediaを通じて、予約を完了した。中国東方航空のサイトでも予約できるんだけど、やっぱりExpediaの方が楽に予約できるみたい。 今回は、行きは7月下旬に新潟空港を出発して上海経由でシンガポールへ、帰りは8月中旬にバンコクか

          夏休みも新潟発着4万円台で東南アジアへ