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こんにちは。常見多聞です。

今回は無意識が引き起こす風水現象の1つについて着目して書いてみようと思います。

家族の中だけで自分だけが、、、

ある男性から風水鑑定の依頼がありました。

この方は、以前は東京で一人暮らしをされていて、お仕事も東京だったわけですが、
色々とあって別の地域の実家へと戻って暮らしているそうです。

ここまでは特に普通だと思いますが、

「家族の中で自分だけ運に恵まれない」

というような発言が何度も出てきまして、
そこが気になっていました。

実家の風水は大凶、ところが・・・

実家の風水を拝見しますと、全般的には凶の家でした。

しかし、その中でそれぞれのご家族が寝ている配置が大変絶妙でした。

この家に住んでいるご家族は、
依頼者本人の男性とお姉さんとお母様でした。

全般的には凶でも、ご家族全員、家の中で寝ている位置自体はきちんと吉が取れているのです。

これを会社に例えるならば、

会社自体はブラック企業なんだけれども
配属されている部署はいい人たちに囲まれた部署

みたいな感じです。

なので、基本的に負荷のかかる重りはあるんだけれども、
その環境の中でも得られる吉をきちんと拾っているわけです。

自分だけが運が悪いと思う理由

風水の情報だけだは、この依頼者の男性だけが運が悪くなる要素は見られませんでした。

また、お母さんもお姉さんもとても順調で、ハキハキとした性格で、ちょっとくらいの凶なんて気にしない、という感じの方でした。

しかし、依頼者の男性だけが、同じ環境に住んでいながら、自分だけが、、、と落ち込んでいるのです。

四柱推命の命式を見ても、悪い時期でもなく、原因的要素は別にあると感じていました。

細かく見ると風水の通りだが、、、

この男性に詳しく話を聞いて、一体何が原因で自分だけが家族の中で運が悪いと感じるのか聞いてみました。

お母さんは健康で、何も問題なく楽しく暮らしていて、お姉さんも仕事がとても順調で、お付き合いしている人もいる、

それに比べて自分は仕事も体調もパートナーにも恵まれない。

大体こんな感じのお話だったのですが、

起きていることや、体調のことなど、
基本的に良いところで寝ているので、一見そういったことはなさそうなのですが

細かーく見ていくと、確かに起きている現象も体調のことも、風水を深く見た分析とは一致しました。

とはいえ、
だから風水の通りです、とは言いにくい

なぜなら、お母さんとお姉さんには、その細かく見た現象は起きておらず、同じ環境にいながら、豊かな人生を送っているからです。

無意識に引き起こすこと

私は元々、風水を学ぶ前に人の心理や無意識などについてコミットして学び、体験を通して、ある程度の理解をしてきました。

その観点も含めて、今回の男性とそのご家族を見渡すと、

お母さんとお姉さんは無意識的に、前向きな方に焦点が合いやすいので、全般的に凶でかつ吉の位置で寝ているという、両条件の中、ポジティブな方の現象を引き寄せやすい

しかし、男性は同じ環境でも、無意識的に、後ろ向きな方に焦点が合いやすいので、全般的に凶でかつ吉の位置で寝ているという、両条件の中、ネガティブな方の現象を引き寄せやすい

なので、吉の位置で寝ているのだから、通常は起きにくい、些細な凶を意味合いを拾い集めて、引き起こしている、と感じました。

比較検証をする

この仮説を検証するために、この男性とお姉さんの寝る位置を交換することを提案しました。

通常はこういうことは、やりませんけど、今回は事情を話して理解していただき、行うことが出来ました。

結果は変わらずで、この男性はどの場所で寝ようとも、その場所が持っている細かな凶現象の情報をかき集めて、引き起こしてしまう、ということだと思いました。

風水の最終的な作用はメンタルとリンクする

風水が効きにくい人、というのは一定の割合存在します。

それはメンタルが抱えている課題が大きい人です。

誰しもメンタルには何らかのクセやコンプレックスはあると思いますので、お釈迦さんのように悟っていない限り、何かあるわけですが

その課題が大きいと、いくら風水で追い風を吹かせても、無意識が拒否をしてブレーキをかけたり、ペダルを踏まなかったりします。

そういうケースにはたくさん出会ってきましたので、よくわかります。

家全般は凶でも、その環境の中でも得られる吉をきちんと拾っているわけですが
そもそも人生もそういう側面があるわけです。
全て恵まれない環境でも、良いこともある。
どちらに着目して、どちらを活かして生きるか。

風水という自分の身体の外にある情報と
メンタルという自己の内部の情報は両輪なのです。

でも、メンタルの課題は風水では解決は難しいです

風水の課題は風水で、メンタル課題はメンタルで

自分の内面を見ることの辛さを避けるため、風水に頼る人がいることが一定数いることも確かです

まあ、これはなんでもそうなんだと思います、、、

では、また🫡

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