会田誠氏らのヌード講座は「セクハラ」 東京地裁、大学側に賠償命令

なんか、このニュース、すべて読んでみても、どーも納得がいかないです。はい。芸大の芸術の授業・・・。セクハラ・・・なんか、セクハラとか、ハラスメントに関する部分の境界線があいまいなうえに、ちょっと擁護しすぎな点が気になります。

もちろん、実害のあるハラスメントは当然として、芸大は、自分、ひいては、女性の美、男性の美、表現の自由の域を追求する立場として、セクハラというのはどうかと。確かに、講師自ら素っ裸になって近寄ってきて・・・なら絶対セクハラですが、画像を見せての話の流れでの内容をセクハラ・・。しかも他の生徒は訴えていない。大学だから面白くなければ途中退出してもいい(必修なら別ですが、どうもそうではない感じでした。なぜなら、6回の講義で毎回講師が変わるという授業なので)

この動き、ちょっと前にも見たなという気がします。学校のモンスターペアレンツ問題です。保護者側を擁護しすぎたのでは?という感覚を、当時私は学生でしたが、持っていました。「偏差値」の意味を分かっていってる保護者って少ないだろ!と。

結果、単なる正規分布の分散にかかるもっともわかりやすい指標なのに、「偏差値」というワードを使わず、福岡県では株式会社フクトという老舗の高校受験対策の会社がありますが、「fスコア」なる言い方に変わったとか・・・。

裁判官は、自分の良心に従い、憲法と法律のみに拘束される立場で判断されたと信じたいですが、一般的に見ると、ちょっと擁護しすぎかな?という点も否めません。

どんどん自由が失われていく結果にならないといいですが・・・。小・中学校の先生のように、窮屈な職場に閉じ込められるような状態には、大学はならないでほしいです。

もっとも自由に学びを重ねられて当然の芸大で、授業中にセクハラ問題、そして芸大の敗訴・・・・。なんだかなぁ。

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