「何者」(朝井リョウ)を読む
はじめに
この本を紹介してくれた就活仲間の友人に感謝します。また、この記事を見てくださった方へ、この記事にはネタバレは含みませんので最後まで読んでいただけると幸いです。
読むきっかけ。
就活中に友達に勧められて、じゃあ就活が終わったら読も〜と思っていたので、図書館で借りて読みました。本について簡単に紹介すると、作者は「桐島、部活やめるってよ」を書いてる朝井リョウさんで、第148回直木賞受賞作品でもあります。
感想
1日で読めてしまう、とても読みやすい本でした。基本、自分を本の中に登場させて本を読むタイプなので、この本は就活を体験していた分、とても感情移入しやすくすんなりと読めてしまいました。
就活する前に読んでおけばよかった〜なんて事はなかったので、就活終わった方もぜひ読んでみてください!多分、活字がよっぽど苦手って方以外はサクって読めると思いました!
以下、自分の学びをアウトプットしておきます。
ちゃんと生きてるものに通っているものを「脈」って言うんだよ。
これは、自分に響いた一言ですね。細かい場面とか気になる方は是非本を読んでみてください!p129あたりかな〜
自分自身、結構人脈大事!って思って生きてきたタイプで、このセリフを言われた人物の考え方に近いものを持っていたので、この一文にハッとするものがありました。
Twitterのメアドによる検索について
この話は、自分全く知りませんでした。今でもできるみたいなので、メアド検索されないやり方のリンク貼っておきます。
一応、映画も見ました。
映画は97分と短めではあるので、本を読んだ身からすると物足りなさがあると思いましたが、役者陣はとても豪華でそれだけで見る価値はあると思います笑
個人的には、光太郎の合格通知が来るか来ないかのソワソワした飲み会の話、喫煙所での隆良との話を深く出して欲しかったな〜なんて思います。原作では好きなシーンだったので…
でも、登場人物の感じとか就活的な話とか、とてもイメージ通りだったので、良い映画だと思いました。
現在(21/05/01)アマプラで見れるので、もしよければ見てください!
最後に
本にも書かれていますが、就活、特に面接は評価軸が曖昧でなぜ落ちたのか、なぜ受かったのかよくわからない、今まで経験してきた試験のように点数で切られたりしないので本当に微妙な感じでやっていくしかない。
それが怖い。
実際に自分もそうでした、そこはとても共感できるな〜って思いましたね。
今度は「桐島」読みなおそっかな〜
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