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未来明察

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衛星画像データ、国民感情分析などのオープンソースから未来動向を予測します。例えば、COVID-19は、武漢においてCOVID-19が中国から韓国に感染が伝播する様子が2019年1… もっと読む
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#ロシア

【予測】ロシア敗北状況 -ロシアによるウクライナ侵略 ロシアはどう敗北するか衛星画像から解析する(2024/05/02) -

要約:戦争をしているのに、モスクワ周辺は活動量が低下しています。 しかし戦争継続可能なのは、ロシアには、ソ連時代から兵器製造専用都市ともいうべき、戦争用の都市が整備されており、その活動により継続できている、ということです。もちろん、補給線としてはシベリア鉄道、つまりロシアのコンテナ鉄道輸送です。 はじめに シベリア鉄道の輸送網は上の図通りで、極東地方の拠点港湾であるボストチヌイ、ウラジオストクからエカテリンブルグ、モスクワまで路線がつながっています。また、支線がイランまで伸

ロシア敗北状況 -ロシアによるウクライナ侵略 バハムト補給線状況を衛星画像から解析する(2023/05/12) -

ロシアが国家として活動停止(2022/12/25)し、ウクライナ反抗が直前に迫っています。そこで、ロシア側がどの地点を放棄し、どの地点を最後まで守りぬくつもりなのか、補給網から解析しました。 ロシアは2022/12/25 に国力限界点を迎えたことの説明 結論:補給網自体も衰退しています。 東部   :バフムト&ハルキウ方面は補給量不足 → 放棄 南部   :クリミア方面は分散して備蓄 → 死守する予定 後方連絡線:全体の補給量不足 → どうするのか謎 はじめに上記3地域

【予測】ロシア敗北状況 -ロシアによるウクライナ侵略 ロシアはどう敗北するか衛星画像から解析する(2023/04/24) -

ロシアが国家として活動停止(2022/12/25)し、 ウクライナ反抗が直前に迫っています。そこで、ロシア側が どの地点を放棄し、どの地点を最後まで守りぬくつもりなのか、 補給網から解析しました。 ロシアは2022/12/25 に国力限界点を迎えたことの説明 結論:補給網自体も衰退しています。 東部   :ハルキウ方面は補給量不足 → 放棄 南部   :クリミア方面は分散して備蓄 → 死守する予定 後方連絡線:補給量不足 → どうするのか謎 はじめに上記3地域に分けて、

ロシア終了の続報 -ロシアによるウクライナ侵略 ロシアの国力限界を衛星画像から解析する(2023/04/11) -

ロシアが国家として活動停止(2022/12/25)後、どうなっているのかを報告しています。の番外編として、今(04/11)、ロシア軍の補給網の状況を調査したので、お知らせします。 2022/02/24のウクライナ戦争開戦後、ロシアは2022/12/25 に国力限界点を迎えたこと、 その結果、補給網はどうなったか、を衛星データから検証しています。 結論:補給網自体も衰退しています。どうやってウクライナの反抗作戦に対応するのか、なぞです。 はじめにロシアは、2022年12

ロシア国家終了のお知らせ -ロシアによるウクライナ侵攻 ロシア国力限界を衛星データから分析する(2023/01/19) -

2022/02/24のウクライナ戦争開戦後、ロシアの国力限界点が9月19日でした。そして、2022年12月31日をもって、ロシアが国家として活動停止しました、というお知らせです。 この項は、下記URLの続きです。 (1)はじめに一般的に,サービスセクターや工業生産が活発化する場面では, 車の移動による排ガス(大気汚染排出)を伴う経済活動が活発化します。 (2)サービスセクター活動量コロナ渦:2020-2021の平均サービス部門 活動量との比較です。 ここでさすサービス部

ロシア再起動終了のお知らせ -ロシアによるウクライナ侵攻 ロシア国力限界を衛星データから分析する(2022/12/16) -

2022/02/24のウクライナ戦争開戦後、ロシアの国力限界点が9月19日でした。しかし、12月初旬に急激に活動量を上げ、やっぱり下降しています、 とのお知らせです。 この項は、Advent Calendar 2022(12/18) であり、下記URLの続きです。 (1)はじめに一般的に,サービスセクターや工業生産が活発化する場面では, 車の移動による排ガス(大気汚染排出)を伴う経済活動が活発化します。 (2)サービスセクター活動量コロナ渦:2020-2021の平均サー

ロシア再起動終了のお知らせ -ロシアによるウクライナ侵略 ロシアの国力限界を衛星画像から解析する(2022/12/16) -

ロシアの再起動が終了しました、というお知らせです。 2022/02/24のウクライナ戦争開戦後、いつ、ロシアは国力限界点を迎えたのか、衛星データから検証しています。 いつもモニターしているのですが、ここ2,3日急激に 活動量を上げ終わったので、お知らせします。 Advent Calendar 2022(12/17) です。 結論:9月19日にロシア国力が尽きました、というお知らせになります。 しかし、11月後半から急に活動量を上げましたが終了しました。 もちろん、サンク

ロシアによるウクライナ侵攻 ロシア国力限界をウラジオストクの衛星データから分析する(2022/07/25)

2/24のウクライナ戦争開戦後、いつ、ロシアは国力限界点を迎えるのか、衛星データから検証します。 下記URLの続きです。 (1)はじめに:一般的に,サービスセクターや工業生産が活発化する場面では, 大気汚染 排出を伴う経済活動が活発化します。 (2)サービスセクター活動量コロナ渦(2020-2021の平均)サービス部門の活動量です。 ここでは、サービス部門とは工業生産以外の活動量、つまり生活水準です。 ウラジオストク=アジアとの取引量 と考えていいです。 コロナ渦(2

ロシアによるウクライナ侵略 ロシアの国力限界をウラジオストクの衛星画像から解析する(2022/07/25)

2/24のウクライナ戦争開戦後、いつ、ロシアは国力限界点を迎えるのか、衛星データから検証しています。 今回は、ロシアのアジア側の窓口 ウラジオストクです。 (※正確には、ボストチヌイ港というウラジオストクから東に20KM離れた港のみが活動しています。しかし、衛星データの収集単位が50Km単位なので、ウラジオストク周辺50Kmという説明が正確なのですが、日本人がよく知っているウラジオストクを使って説明しています) 結論:6月以降、ロシア全体としては国力を急速に落としています

ロシアによるウクライナ侵攻 ロシア国力限界を衛星データから分析する(2022/07/25)

2/24のウクライナ戦争開戦後、いつ、ロシアは国力限界点を迎えるのか、衛星データから検証します。 下記URLの続きです。 結論 6月以降、ロシアは国力を急速に落としています。国力としては、限界にきているようです。ここでは、衛星データで詳しく見ていきます。 (1)はじめに:一般的に,サービスセクターや工業生産が活発化する場面では, 大気汚染 排出を伴う経済活動が活発化します。 (2)サービスセクター活動量コロナ渦(2020-2021の平均)サービス部門の活動量です。 ここ

ロシアによるウクライナ侵略 ロシアの国力限界を衛星画像から解析する(2022/07/25)

2/24のウクライナ戦争開戦後、いつ、ロシアは国力限界点を迎えるのか、衛星データから検証しています。 結論:6月以降、ロシアは国力を急速に落としています。国力としては、限界にきているようです。ここでは、衛星データで詳しく見ていきます。 はじめに失速する寸前にあるのか、①衛星データによる検証と、②失速する時期はいつか、を分析します。 (1)夜間光一番正確に分析出る夜間光 2022/07/20 夜間光@モスクワです。 まあ当然、情報封鎖しますよね(笑)。 サンクトペテルブ

ロシアによるウクライナ侵攻 ロシア国力限界を衛星データから分析する(2022/07/05)

2/24のウクライナ戦争開戦後、いつ、ロシアは国力限界点を迎えるのか、衛星データから検証します。 結論:6月以降、ロシアは国力を急速に落としています。国力としては、限界にきているようです。ここでは、衛星データで詳しく見ていきます。 はじめに:一般的に,サービスセクターや工業生産が活発化する場面では, 大気汚染 排出を伴う経済活動が活発化します。 (1)都市活動量例年:Baseline 2015 - 2019 年 つまりコロナ渦が発生する前とした、 都市活動量です。 ロシ

ロシアによるウクライナ侵略 ロシアの国力限界を衛星画像から解析する(2022/07/05)

2/24のウクライナ戦争開戦後、欧米および日本は、ロシアに対し経済制裁を課しています。その結果どうなっているのか、具体的には、いつ、 ロシアは国力限界点を迎えるのか、検証します(vol2)。 結論:6月以降、ロシアは国力を急速に落としています。国力としては、限界にきているようです。 衛星画像、衛星データでも明確にその結果が出ています。 (1)夜間光2022/05/01 夜間光@モスクワです。 都市が活動している様子が写っています。 2022/07/01 夜間光@モスク

ロシアによるウクライナ侵略 ロシア国力限界を主要港 衛星画像から解析する(2022/06/21)

2/24のウクライナ戦争開戦後、欧米および日本は、ロシアに対し経済制裁を課しています。その結果どうなっているのか? つまり、 いつ、ロシアは国力限界点を迎えるのか、を検証しています。 本日は、ロシア主要港 サンクトペテルブルグ。 結論:6月に入り、ロシアは国力を急速に落としています。 衛星画像、衛星データでも明確にその結果が出ています。 サンクトペテルブルグなど、ロシア主要港については、 ロシア海上貿易の実態 として、週1くらいで別に行っています。 夜間光 概要そこで、