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未来明察

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衛星画像データ、国民感情分析などのオープンソースから未来動向を予測します。例えば、COVID-19は、武漢においてCOVID-19が中国から韓国に感染が伝播する様子が2019年1… もっと読む
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記事一覧

[機械学習]-川崎病予測 -原因不明疾患の患者数をデータそのものから推定する

原因不明の疾患であっても最悪過去データさえあれば、そのデータの周期などから解析、推定&予測できるという結果報告です。 要するに、川崎病という原因不明の難病でも過去データの周期から、周期に沿う形であれば予測可能ということです。 【川崎病とは?】 小児を中心に発症しやすい炎症性疾患で、高熱、発疹、眼の充血、手足の腫れが特徴です。心臓に問題を引き起こすこともあります。早期診断と治療が重要です。川崎病の具体的な原因はまだ明確には解明されていません。しかし、感染症や遺伝的要因、免疫

強化学習と機械学習&数理最適化との関係とは?

概要強化学習とは、報酬やペナルティといったフィードバックを受け取りながら、試行錯誤を通じて最適な行動方策を見つける手法で、機械学習と数理最適化の結果から報酬やペナルティといったフィードバックを受け取りながら学習を続けることで、現代技術の未来を支える重要な技術です。 機械学習と数理最適化 Advent Calendar 2023 チャレンジ の文書です。 1.強化学習(Q学習)について強化学習(Q学習)とは、環境と相互作用を繰り返しながら最適な行動を学習する機械学習の手法の

[機械学習]-マルコフ連鎖で紫式部の新作をつくってみた

マルコフ連鎖とは、遷移確率に基づいてランダムな状態の系列を生成する手法です。つまり、紫式部の文書を学習させれば、紫式部のような文書を生成することが可能です。今回は、「源氏物語」の「初音」の帖を題材にして生成してみました。 このPythonプログラムは、マルコフ連鎖、新規文書生成するためのツールです。技術的には、各状態が過去の状態に依存する確率的な遷移を行うことで、初期状態から開始して次々に状態を遷移させることで系列(この場合、文書)を生成します。 マルコフ連鎖は、テキスト

[機械学習]-誤差1%で予測する手法を解析する その2

日経ビジネスで掲載された「誤差1%、驚異の需要予測 勝ち筋つくる数学マーケティング」で紹介されている、森岡毅(CEO)率いる株式会社刀の特許内容(発明者 今西聖貴(CIO))を解析しました。その結果、精度よく予測を実施する方法がわかりました。 レポート内容と特許内容きっかけとしての日経ビジネスの内容 解析対象:特許7038447(有効) 名称:来場数予測装置 【課題】 適切な来場数予測を行うことのできる予測装置を提供する。 (1)はじめに機械学習と数理最適化 Adve

[機械学習]-新型コロナ『第10波』予測 -東京の新型コロナ陽性者数を衛星データから推定する -

東京の新型コロナ陽性者を大気汚染との相関から解析、推定結果と陽性者予測のお知らせです。 要するに、2024年2月前半、新型コロナ「10波」のピークが来るリスクあり、ということです。 (1)はじめに機械学習と数理最適化 Advent Calendar 2023 チャレンジ の文書です。 の下図のとおり、機械学習分です。 ※数字は、すべて7日間移動平均です。 新型コロナウイルス感染症に伴う救急搬送困難事案に係る状況調査について うちコロナ疑い事案(今回)シートの 東京消防

1.機械学習と数理最適化 Advent Calendar 2023 チャレンジ します

大部分の方は、初めまして。ごく一部の 機械学習と数理最適化 をしているひとには、こんにちは。機械学習で新型コロナの陽性者予測や、衛星画像解析とその数理最適化で解決策を実施している未来明察です。自分勝手に、機械学習と数理最適化 Advent Calendar 2023 チャレンジという企画を実施します。 Advent Calendarというのは、クリスマスにむけて、みんなで協力して創り上げるものなんですが・・・・、機械学習で新型コロナの陽性者予測や、衛星画像解析とその数理最適

[予測]新型コロナ-日本と中国、韓国の新型コロナ陽性者数を衛星データから推定する(2023/06/28) -

日本(東京)、韓国(ソウル)と中国本土(広州/上海/北京)における 新型コロナ陽性者を大気汚染との相関から解析し、 9月末の新型コロナ第9波終了までを予測(09/30)をします。 ※1.数字は、すべて7日間移動平均です。 9月末の新型コロナ第9波終了まで、基本3月末の予測通りに推移しているので、更新点だけになります。 [要約]2023年6月30日の情勢1.東京 感染安定から上昇へ7日移動平均でも陽性者数 3000人に向かって増加に転じています。 2023年2月15日か

[予測]新型コロナ-日本と中国、韓国の新型コロナ陽性者数を衛星データから推定する(2023/06/20) -

日本(東京)、韓国(ソウル)と中国本土(広州/上海/北京)における 新型コロナ陽性者を大気汚染との相関から解析し、 9月末の新型コロナ第9波終了までを予測(09/30)をします。 ※1.数字は、すべて7日間移動平均です。 9月末の新型コロナ第9波終了まで、基本3月末の予測通りに推移しているので、更新点だけになります。 [要約]2023年6月30日の情勢1.東京 感染安定から上昇へ7日移動平均でも陽性者数 3000人に向かって増加に転じています。 2023年2月15日か

[予測]新型コロナ-日本と中国、韓国の新型コロナ陽性者数を衛星データから推定する(2023/05/15) -

日本(東京)、韓国(ソウル)と中国本土(広州/上海/北京)における 新型コロナ陽性者を大気汚染との相関から解析し、6月までの予測(06/01)をします。 ※1.数字は、すべて7日間移動平均です。 ※2. GW後、新規陽性者を続けています。ここが気になりました。 6月までは以下の予測を大きく変更する予定はないので、更新点だけになります。 [要約]2023年5月31日の情勢1.東京 感染安定から上昇へ感染、7日移動平均でも陽性者数 1100- 1300人の間で安定的に推移か

ロシア敗北状況 -ロシアによるウクライナ侵略 バハムト補給線状況を衛星画像から解析する(2023/05/12) -

ロシアが国家として活動停止(2022/12/25)し、ウクライナ反抗が直前に迫っています。そこで、ロシア側がどの地点を放棄し、どの地点を最後まで守りぬくつもりなのか、補給網から解析しました。 ロシアは2022/12/25 に国力限界点を迎えたことの説明 結論:補給網自体も衰退しています。 東部   :バフムト&ハルキウ方面は補給量不足 → 放棄 南部   :クリミア方面は分散して備蓄 → 死守する予定 後方連絡線:全体の補給量不足 → どうするのか謎 はじめに上記3地域

[予測]新型コロナ-日本と中国、韓国の新型コロナ陽性者数を衛星データから推定する(2023/04/27) -

日本(東京)、韓国(ソウル)と中国本土(広州/上海/北京)における 新型コロナ陽性者を大気汚染との相関から解析し、6月までの予測(06/01)をします。 ※1.数字は、すべて7日間移動平均です。 ※2. GW後に正式に更新しますが、週間増加数が増減を繰り返しているにもかかわらず、新規陽性者は増加しています。ここが気になりました。 まだ、以下の予測を大きく変更するわけではないので、更新点だけになります。   [要約]2023年5月31日の情勢1.東京 感染安定感染、7日

【予測】ロシア敗北状況 -ロシアによるウクライナ侵略 ロシアはどう敗北するか衛星画像から解析する(2023/04/24) -

ロシアが国家として活動停止(2022/12/25)し、 ウクライナ反抗が直前に迫っています。そこで、ロシア側が どの地点を放棄し、どの地点を最後まで守りぬくつもりなのか、 補給網から解析しました。 ロシアは2022/12/25 に国力限界点を迎えたことの説明 結論:補給網自体も衰退しています。 東部   :ハルキウ方面は補給量不足 → 放棄 南部   :クリミア方面は分散して備蓄 → 死守する予定 後方連絡線:補給量不足 → どうするのか謎 はじめに上記3地域に分けて、

[予測]新型コロナ-日本と中国、韓国の新型コロナ陽性者数を衛星データから推定する(2023/04/19) -

日本(東京)、韓国(ソウル)と中国本土(広州/上海/北京)における 新型コロナ陽性者を大気汚染との相関から解析し、来月の予測(05/15)をしました。 ※1.数字は、すべて7日間移動平均です。 ※2. 4/11 以降の黄砂の影響による変更追加版です。 以下の予測を大きく変更するわけではないので、更新点だけになります。   [要約]2023年5月15日の情勢1.東京 感染安定感染、7日移動平均でも陽性者数 1000- 1200人の間で安定的に推移。 = BOXの範囲を上

[予測]新型コロナ-日本と中国、韓国の新型コロナ陽性者数を衛星データから推定する(2023/04/11) -

日本(東京)、韓国(ソウル)と中国本土(広州/上海/北京)における 新型コロナ陽性者を大気汚染との相関から解析し、来月の予測(05/15)をしました。 ※1.数字は、すべて7日間移動平均です。 ※2. 4/11 以降の黄砂の影響による変更は、来週(4/19)までに出します。  [要約]2023年4月11日の情勢1.東京 感染安定感染、7日移動平均でも陽性者数 800- 1000人の間で安定的に推移。 この図だけでは推移が不明なので、2023年3月からの詳細図 2.ソウ