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未来明察

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衛星画像データ、国民感情分析などのオープンソースから未来動向を予測します。例えば、COVID-19は、武漢においてCOVID-19が中国から韓国に感染が伝播する様子が2019年1… もっと読む
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#ウクライナ

ロシア敗北状況 -ロシアによるウクライナ侵略 バハムト補給線状況を衛星画像から解析する(2023/05/12) -

ロシアが国家として活動停止(2022/12/25)し、ウクライナ反抗が直前に迫っています。そこで、ロシア側がどの地点を放棄し、どの地点を最後まで守りぬくつもりなのか、補給網から解析しました。 ロシアは2022/12/25 に国力限界点を迎えたことの説明 結論:補給網自体も衰退しています。 東部   :バフムト&ハルキウ方面は補給量不足 → 放棄 南部   :クリミア方面は分散して備蓄 → 死守する予定 後方連絡線:全体の補給量不足 → どうするのか謎 はじめに上記3地域

【予測】ロシア敗北状況 -ロシアによるウクライナ侵略 ロシアはどう敗北するか衛星画像から解析する(2023/04/24) -

ロシアが国家として活動停止(2022/12/25)し、 ウクライナ反抗が直前に迫っています。そこで、ロシア側が どの地点を放棄し、どの地点を最後まで守りぬくつもりなのか、 補給網から解析しました。 ロシアは2022/12/25 に国力限界点を迎えたことの説明 結論:補給網自体も衰退しています。 東部   :ハルキウ方面は補給量不足 → 放棄 南部   :クリミア方面は分散して備蓄 → 死守する予定 後方連絡線:補給量不足 → どうするのか謎 はじめに上記3地域に分けて、

ロシア終了の続報 -ロシアによるウクライナ侵略 ロシアの国力限界を衛星画像から解析する(2023/04/11) -

ロシアが国家として活動停止(2022/12/25)後、どうなっているのかを報告しています。の番外編として、今(04/11)、ロシア軍の補給網の状況を調査したので、お知らせします。 2022/02/24のウクライナ戦争開戦後、ロシアは2022/12/25 に国力限界点を迎えたこと、 その結果、補給網はどうなったか、を衛星データから検証しています。 結論:補給網自体も衰退しています。どうやってウクライナの反抗作戦に対応するのか、なぞです。 はじめにロシアは、2022年12

ロシアによるウクライナ侵攻 ロシア国力限界をウラジオストクの衛星データから分析する(2022/07/25)

2/24のウクライナ戦争開戦後、いつ、ロシアは国力限界点を迎えるのか、衛星データから検証します。 下記URLの続きです。 (1)はじめに:一般的に,サービスセクターや工業生産が活発化する場面では, 大気汚染 排出を伴う経済活動が活発化します。 (2)サービスセクター活動量コロナ渦(2020-2021の平均)サービス部門の活動量です。 ここでは、サービス部門とは工業生産以外の活動量、つまり生活水準です。 ウラジオストク=アジアとの取引量 と考えていいです。 コロナ渦(2

ロシアによるウクライナ侵略 ロシアの国力限界をウラジオストクの衛星画像から解析する(2022/07/25)

2/24のウクライナ戦争開戦後、いつ、ロシアは国力限界点を迎えるのか、衛星データから検証しています。 今回は、ロシアのアジア側の窓口 ウラジオストクです。 (※正確には、ボストチヌイ港というウラジオストクから東に20KM離れた港のみが活動しています。しかし、衛星データの収集単位が50Km単位なので、ウラジオストク周辺50Kmという説明が正確なのですが、日本人がよく知っているウラジオストクを使って説明しています) 結論:6月以降、ロシア全体としては国力を急速に落としています

ロシアによるウクライナ侵攻 ロシア国力限界を衛星データから分析する(2022/07/25)

2/24のウクライナ戦争開戦後、いつ、ロシアは国力限界点を迎えるのか、衛星データから検証します。 下記URLの続きです。 結論 6月以降、ロシアは国力を急速に落としています。国力としては、限界にきているようです。ここでは、衛星データで詳しく見ていきます。 (1)はじめに:一般的に,サービスセクターや工業生産が活発化する場面では, 大気汚染 排出を伴う経済活動が活発化します。 (2)サービスセクター活動量コロナ渦(2020-2021の平均)サービス部門の活動量です。 ここ

ロシアによるウクライナ侵略 ロシアの国力限界を衛星画像から解析する(2022/07/25)

2/24のウクライナ戦争開戦後、いつ、ロシアは国力限界点を迎えるのか、衛星データから検証しています。 結論:6月以降、ロシアは国力を急速に落としています。国力としては、限界にきているようです。ここでは、衛星データで詳しく見ていきます。 はじめに失速する寸前にあるのか、①衛星データによる検証と、②失速する時期はいつか、を分析します。 (1)夜間光一番正確に分析出る夜間光 2022/07/20 夜間光@モスクワです。 まあ当然、情報封鎖しますよね(笑)。 サンクトペテルブ

ロシアによるウクライナ侵攻 ロシア国力限界を衛星データから分析する(2022/07/05)

2/24のウクライナ戦争開戦後、いつ、ロシアは国力限界点を迎えるのか、衛星データから検証します。 結論:6月以降、ロシアは国力を急速に落としています。国力としては、限界にきているようです。ここでは、衛星データで詳しく見ていきます。 はじめに:一般的に,サービスセクターや工業生産が活発化する場面では, 大気汚染 排出を伴う経済活動が活発化します。 (1)都市活動量例年:Baseline 2015 - 2019 年 つまりコロナ渦が発生する前とした、 都市活動量です。 ロシ

ロシアによるウクライナ侵略 ロシアの国力限界を衛星画像から解析する(2022/07/05)

2/24のウクライナ戦争開戦後、欧米および日本は、ロシアに対し経済制裁を課しています。その結果どうなっているのか、具体的には、いつ、 ロシアは国力限界点を迎えるのか、検証します(vol2)。 結論:6月以降、ロシアは国力を急速に落としています。国力としては、限界にきているようです。 衛星画像、衛星データでも明確にその結果が出ています。 (1)夜間光2022/05/01 夜間光@モスクワです。 都市が活動している様子が写っています。 2022/07/01 夜間光@モスク

ロシアによるウクライナ侵略 ロシア国力限界を主要港 衛星画像から解析する(2022/06/21)

2/24のウクライナ戦争開戦後、欧米および日本は、ロシアに対し経済制裁を課しています。その結果どうなっているのか? つまり、 いつ、ロシアは国力限界点を迎えるのか、を検証しています。 本日は、ロシア主要港 サンクトペテルブルグ。 結論:6月に入り、ロシアは国力を急速に落としています。 衛星画像、衛星データでも明確にその結果が出ています。 サンクトペテルブルグなど、ロシア主要港については、 ロシア海上貿易の実態 として、週1くらいで別に行っています。 夜間光 概要そこで、

ロシアによるウクライナ侵略 ロシア国力限界を主要港 衛星データから解析する(2022/06/21)

2/24のウクライナ戦争開戦後、欧米および日本は、ロシアに対し経済制裁を課しています。その結果どうなっているのか、具体的には、いつ、 ロシアは国力限界点を迎えるのか、ロシア主要港  サンクトペテルブルグの状況を衛星データから検証します。 結論:モスクワ以外の都市、今回のようなサンクトペテルブルグでも、 6月から経済の落ち込みが顕在化しています。 衛星画像、衛星データでも明確にその結果が出ています。 ここでは、衛星データの分析をします。 衛星画像は、下記 (1)年間物流

ロシアによるウクライナ侵略 ロシア国力限界を世界最大の生産業者の活動を衛星データから解析する(2022/06/30)

2/24のウクライナ戦争開戦後、欧米および日本は、ロシアに対し経済制裁を課しています。その結果どうなっているのか、具体的には、いつ、 ロシアは国力限界点を迎えるのか、世界最大(ロシア最大)の金属採鉱会社ノリリスク・ニッケルの活動状況を衛星データから検証します。 結論:モスクワやサンクトペテルブルグでも、6月から経済の落ち込みが顕在化しています。しかし、資源は強い。ノリリスク(=ノリリスク・ニッケル)は強い。変動なしです。 衛星画像、衛星データでも明確にその結果が出ています。

ロシアによるウクライナ侵略 ロシア国力限界を世界最大の生産業者の活動を衛星画像から解析する(2022/06/30)

2/24のウクライナ戦争開戦後、欧米および日本は、ロシアに対し経済制裁を課しています。その結果どうなっているのか? つまり、 いつ、ロシアは国力限界点を迎えるのか、を検証しています。 本日は、ロシア最大の金属採鉱会社、ノリリスク・ニッケル を抱える ノリリスク。 ノリリスク、どこ? ロシア最大の金属採鉱会社ノリリスク・ニッケルは、ニッケル、パラジウム、プラチナおよび銅における世界最大の生産業者の1つです。これに加えて、ノリリスク・ニッケルは、コバルト、ロジウム、銀、テルリ

ロシアはウクライナに侵略する必要がなかった(2022/06/22)

2/24のウクライナ戦争開戦後、欧米および日本は、ロシアに対し経済制裁を課しています。その結果どうなっているのか、検証しています。 今回は、趣を変えて、ロシアの小麦生産について、衛星データから検証します。 結論:ロシア春小麦は、大豊作。ロシアはウクライナに侵略する必要がなかった。 (1)冬小麦ロシア 冬小麦は、収穫量が大きく減る可能性が高い。事実、2020年(コロナ前)に比較しても、収穫可能面積が80%減しています。 これが、ウクライナに侵入した理由のひとつ、と考えられま