見出し画像

自由が丘 ネコ日記 「クリボーも、ちゃんと鳥を捕まえます。生きて行くためにノラはそうします。」

自由が丘商店街の組合誌だかなんだかに、ノラ子の話が出ていると教えてもらって、読むとクリボーの件で大変にお世話になった方、門阪さんのインタビューでした。
「自由が丘のノラ子はもう2匹ほどです。」とのことでしたが、実際はそんなことは無いのです。繁殖のコントロールをしていくことの難しさがあります。皆が皆、猫好きとは限りませんし、善人ばかりが住む街でも無いのです。見えない部分があります。

これについても僕もどうすればいいのか、答えが出ないままです。

いつもいつもカゴにいて、僕が覗くたびに起きてきて、ごはんくれくれです。カゴの下にはホカロン

多頭飼いで崩壊するのではないかという家が近くにあります。ここでも何度か書いたことがありますが、定期的に仔猫は増えています。去勢はされないのでしょう。家から溢れ出てきて、出入りも自由のようです。外のノラ子とも交流が出来ているだろうなと思います。こういった子たちは野良猫にカウントはされないのでしょうが、去勢されてはいませんので、また繁殖していくはずです。(外でも繁殖)もちろん、これを止めることは僕には出来ませんし、法で禁じているわけでも無いのです。

自由が丘の保護猫センターもいつもいっぱいです。なぜか、、、人が猫を捨てるからです。止まるどころか溢れています。

ノラ子と接するとそんなことをいつも考えてしまいます。

先週の金曜のこと、家庭菜園で、もぐもぐするクリボーを発見。もぐもぐしてるので鳴けないのです。

3/1(金)雨の朝のことです。シャッターを開ければ、必ずクリボーがそこにいて、ふにーふにー鳴きながら転がります。ところがその日はいません。僕はとうとうきたかと考えるのですが、ふと外に目をやると、口に何かを加えたクリボーがこちらをみています。口に何か咥えているので、鳴けないのです。

口に咥えているのは鳥のようです。恐らく体長15cm程度の鳥、烏(カラス)ではないです。あの感じだと死骸では無く、生きていたものに飛びかかったのだろうと思います。
僕はそんな本能が残っていたのかと考えるのです。ノラ子は母猫が捕獲を教えるそうなのですが、母ネコ、キョロたんはクリボーに捕獲を教えるようなことがあったのだろうかと、クリボーのその姿をあまり想像出来ないのです。
しかし、事実として、クリボーは鳥を捕まえました。そして、それは食べる用としているのか?、それとも遊ぶため?鳥を放り投げたりしてますが、少しガブリとやった瞬間も見えました。僕は、あー食べたかなぁと。クリボーには感染症のワクチンは投与済みですので、もうしばらくは大丈夫なのですが。

うちに戻ってきて、鳥の捕獲で汚れてしまった手を掃除しています。

鳥ならまぁと思いながら、クリボーがうちにやってきて、格闘あとの手足を舐め回して、掃除を始めます。すると今度は腹へったと。。。その後にいつも以上にウェットとドライフードを食べて、疲れたのかクリボーは寝てしまいます。
鳥で満腹にはしなかったようなので、少し安心しました。

ノラ子にとっては食の確保こそ、命を守ることになるので、まぁ避けれないか。。。この辺はたぬき、ハクビシン、アライグマ出ます。また先日はヌートリアも目撃しましたので、ノラ界もかなりの騒がしさと命の張り合いとなっています。
早いうちにクリボーを家へ入れたいのですが、もう不可能なのかなとも思います。

キョロたんをこうして付き纏い続けます。目の前でキョロたんは寝ています。

クリボーはキョロたんをいつもストーキングしていますので、仲がいいのかなんなのか。お互いが去勢済みですので、よりピュアな想い。そのピュアな想いってなんなんだろうと不思議です。
クリボーは必ず鼻チューでキョロたんに挨拶しますが、くどいので、猫パンチが飛んできて、クリボーは離れます。キョロたんからクリボーに接近することはありません。

これも生きていくための知恵なのか、クリボーが単なる寂しがり屋なのか。

キョロたんのうたた寝
キョロたんは完全にリラックス出来るようになりました。


この記事が参加している募集

猫のいるしあわせ

サポート頂きました費用は、全て野良子たちに還元されます。日々の食事、健康管理のための医療費。人間の勝手から外で生きることを余儀なくされる彼らを少しでもサポートするよう活動しております。