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自由が丘 ネコ日記 「猫の親子、クリボーとキョロたんの深すぎる絆。仲が良すぎるw」

人も花粉症が増える時期です。クリボーもなんだか右目が腫れぼったい。去年も一昨年もそうでした。昨年に獣医に見せた時、ねこ風邪、つまり猫のヘルペスだねえという診断でした。その時はケージに入れて家猫修行時。それでも目薬刺すなんてのは至難の業で。獣医もこれくらいは大丈夫、様子見しましょうということだった。

それで当時、完治するのに3週くらいかかったと思います。
逆に今の方が目が腫れても数日で治っていくようで、まぁ原因が違ったのかも知れませんね。
母親キョロたんはクリボーとは違って慢性的にいつも片目が涙目になっていました。目やにも酷かったのです。昨年に去勢された後、その異常な目やにが治ってしまい、今では目がぱっちりと両目とも開いています。最近も特にアレルギーは出ていないです。
何がどう作用して完治したのかさっぱり分からずです。

庭掃除の時、いつもクリボーはそばにいてくれますが、
目が腫れてますね。この時もすぐ治りました。

そのクリボー、キョロたん親子は今も仲良し親子を続けています。本当にこういうこともあるのかと僕はあまり信じられないというか。

昨年、クリボーを家猫修行させる際に、僕は猫ごはんの外置きを完全にやめました。クリボーがうちにいて、周りにノラ子がウロウロされては全く落ち着かないからです。
外のノラ子も突然にごはんが無くなり、諦めて来なくなるだろうと僕は考えていました。それに他の家がごはんを出すのを知っているので、そちらの家とうちとを行ったり来たりしていてたのも知っていたからです。

ごはんの外置き無くなりましたから、フードも多く買うことも無くなったなぁと思っていたのです。常時3匹以上、日に3、4回来ますので、費用もそれなりにかかります。
ところが、朝、テラスの植木に水をやろうとすると、キョロたんがいるのです。キョロたんには、「ごはん出さないよ。」と言ってありました。いつまでもここをうろつかれては、中のクリボーが落ち着かないからねと。
クリボーはその時、毎日、鳴き続けていました。その理由の一つに、キョロたんの存在があるだろうとも考えていたのです。

雨の朝のキョロたんの大あくび。この後、すぐにごはんです。

キョロたんは、外置きごはん無しを始めて30日を越えてもやってきます。ごはんが無いとわかってもうちに来ます。クリボーに会いたいのだろうかと、、、。しかし、クリボーとは1歳を越えて、親離れをしたはずなんです。しかしながら、キョロたんはクリボーの家猫修行中、うちに何度も何度も通ってきていました。
クリボーをリリースした後、現在までずっとクリボーとキョロたんは2人でいます。

そのキョロたんも去勢されたのは、恐らく、クリボーを去勢した時と同時期くらいかと思います。(家猫修行直後くらいかなぁ。)キョロたんは母猫ですから、クリボーを産む時まで去勢されていないはずです。猫の親子は去勢され、それでもその親子は一緒にいます。

クリボーは伸びのついでにキョロたんに向き合っています。

猫は去勢をすると大人どころか、子どもに戻ると言いますが、まさにクリボーがそれです。全く大人になる気配が今もありません。それにキョロたんに付き纏い続けます。
キョロたんがクリボーを子育てしていた頃と、今も変わらず、まずクリボーが先に食べてから、キョロたんが食べるというのは一緒。当時はクリボーは食べ終わると、どこかに行ってしまいますが、今は、キョロたんが食べ終わるまで待ちます。

キョロたんがシャーと言ったり、猫パンチを出すまで、クリボーはキョロたんに戯れかかる。僕はこれをいつまで続けるのだろうと見守ってはいるのですが。
夜はうちのカゴに寝て泊まります。カゴを二つ並べると、キョロたんはカゴに入ることは出来ません。数mでも話しておけば、キョロたん、クリボーともカゴで朝までいることが多いです。飼い猫では無いので、接触するほどの距離は無理ですが、ある程度の空間があれば同居も可能のように思います。

ノラ子はこんな寝方しないような気がする。

2人とも去勢済みですので、純粋な親子愛だろうと思うのですが、これはどうなのでしょうか。2人でいれば困難も乗り越えていけるの?分からないです。
僕が何かの理由で、お世話が出来なくなった時のことを心配しています。この親子が生きて行くことが出来るだろうかと。
多分、生きていけると思うのですが、その時が来るのが辛いです。

キョロたんがいないと、キョロたんのベッドで寝る自由ネコ

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