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目指せ人気Youtuber!?定期的に動画を投稿している15-34歳の若者は数%

こんにちは、『未来を数字に』プロジェクトです。

今日からは、しばらく、若者のYouTube利用についての調査結果をお伝えしていきます。

その最初となる本日は、YouTubeの利用状況についてです。

まず概況として、YouTubeを定期的に利用している若者は全体の63.6%、(必要な時だけ)たまにの利用が15.7%、ほとんどあるいはまったく利用していないが20.7%となっていました。

したがって調査対象属性全体の人口1180万人のうち、750万人が定期的に利用しているユーザーとなります。

また、仮に同年代なら居住エリアに関係なくこの程度の利用状況とするならば、15-34歳人口約2540万人のうち、1615万人が定期利用している試算となります。

(ちなみに、日本のYouTubeの月間アクティブユーザー数/MAUは6200万人言われています。)

(必要な時だけ)たまにの利用である15.7%を加えると、全体の79.3%となり、もうほとんどの方がユーザーであると言っても過言ないでしょう。

ただし定期的な利用者のうち、投稿中心に利用している方はわずか3.0%で、閲覧中心が57.2%、投稿と閲覧半々程度が3.4%です。

Instagramの場合、投稿中心と投稿&閲覧半々を合わせると14%だったのですが、YouTubeの場合は同6.4%とその半分以下となっています。

想像に難くありませんが、やはりYouTubeユーザーの大半は単純にコンテンツを楽しんだり、情報収集ツールとして利用したりしていることがハッキリと確認できます。

子どもが将来なりたい職業ランキングに入った、いわゆるユーチューバー、これを目指して頑張っている若者は最大でもせいぜい2-3%程度であろうと推察します。

次回はこれを性別や年齢区分別、居住エリア別などでみていきます。

例えば、みなさんは、男性と女性、どちらの定期利用が多いと思いますか?
それはどの程度の差だと思いますか?
(次回の投稿を楽しみにお待ちください♪)

気になる方のため、以下に、今回実施した調査の概要についてメモしておきます。

調査対象は15-34歳の若者で、首都圏もしくは近畿圏在住の方へ2019年7月10日~12日にインターネット調査を実施しました。

全件で1744サンプルを得ましたが、より分析精度を高めるために、自由に使えるお金への回答結果から外れ値を検出、これを除くサンプルを有効としています。

また有効サンプルについても、政府統計の2018年10月1日現在の人口推計値に従うべく、適宜無作為に間引きし、できるだけ実態に近いサンプル構成として集計を行いました。

*本調査結果の詳細についてのお問い合わせは、矢野経済研究所 未来企画室(mirai@yano.co.jp)までお願いします。

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今春、矢野経済研究所 未来企画室は新プロジェクトを始動しました。 『未来を数字に』をコンセプトに、独自の切り口で、今はまだ数値化されていない未来の価値や潜在価値などを、あれこれ数字で表現していきます。