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毎年2/14バレンタイン商戦に向けて、クオリティの高すぎるアニメーションCM作ってくるロッテさんほんと勘弁して、好き。~Gift編~

先ほど強い地震がありましたがみなさま大丈夫でしょうか?

身の回りの安全を確認しつつ、余震等に気をつけましょう!


改めてみなさまこんにちは!

私はもう早速チョコレートいただきましたよ!おばあちゃんから。

みなさまはもうチョコレートいただきましたか?

バレンタインチョコと言えばロッテさんで、アニメーションCMを毎年楽しみに待っていました。

そこで今回は、今年もまた素晴らしいCMが作られたので、今年のロッテさんのアニメーションCMについてお話していきます!

去年発売されたGhanaのピンクチョコレートは期間中毎日食べてました。その節は本当にお世話になりました。



1.今年のロッテさんのバレンタインデーCMについて

2月1日に公開されたCMで、Eveさんとヨルシカさんのコラボ楽曲『平行線』とコラボしたCMです。

ロッテさんのこのCMがTwitterで流れてきたのを見た時「ロッテさんまたやりやがったな(歓喜)」と思いました。

前年のEveさんの「心予報」とコラボしたアニメーションCMがすんんんんごく良かったので今年も心待ちにしていましたが、期待通りの素晴らしいアニメーションCMでした。

前年は3人の女の子が織りなす恋とバレンタインで、ポップな感じで映像が展開されていましたが、今回は男の子と女の子のそれぞれ過ごした時間と想いが映像に描かれています。

初めて見た時は「天気の子+たまこまーけっと+ジョゼ虎+ジブリっぽさ×Eve×ヨルシカ」という印象を受けました。

伝わる気がしませんが(笑)

30秒の尺でも伝わる温かさとチョコレートの購買意欲をそそられるところが素敵なのですが、特にすごいのがEveさんのYouTubeチャンネルで公開された『平行線』のMVのセリフのないストーリーです。こちらはロッテさんのCMのフルバージョンに当たります。


2.『平行線』MVについて

こちらは前述したようにEveさんのYouTubeチャンネルにて2/5に公開されました。

この「suis」という方は「ヨルシカ」という音楽ユニットのボーカルの方なんですね。初めて知りました。ちなみにヨルシカさんは「だから僕は音楽を辞めた」で知りました。

この動画はおよそ4分半の動画で、ロッテさんのCMのフルバージョンのストーリーが音楽と共に展開されています。

30秒版の方ではなかった「別れ」「離れても想う」「ギフト」が少し切なくも感動的に描かれています。

この感動的なストーリーが字幕やセリフ無く、映像と歌で表現されている点がこのMVの素晴らしいところだなと思います。


3.今回のCM・MVの良いところ

では映像と歌で感動できるのはなぜか、どこが感動できるのかを掘り下げていきます。

まず製作陣がすごいというところですね。

企画・脚本の方が川村元気さん。最近の新海誠作品見ている方ならエンドロールで見た名前かもしれません。「君の名は」「天気の子」を製作しています。有名な方ですね。

監督が依田信隆さん。予告編やCMやMVのアニメーション作品を担当されています。「君の名は」「天気の子」「心予報」「ドラえもん」数々の有名な作品の映像を担当されています。有名な作品ばかりですね(月並みな感想)。

作画監督が押山清高さん。「風立ちぬ」「鋼の錬金術師」「借りぐらしのアリエッティ」等担当されています。こちらも有名な作品ばかりです。

美術監督が金子雄司さん。「キルラキル」「ひそねとまそたん」「ジョゼと虎と魚たち」等を担当されています。ジョゼ虎!!!!!ありがとうございます!!!!!

いやめっちゃ有名な作品のスタッフばかりやんけ

こちらはロッテ「Ghana」の公式サイトに情報が載っていますが、すごいメンツが揃っていますよね(笑)。これに今乗りに乗っているEveさんとヨルシカさんの楽曲が合わさるわけですからそりゃ今の時代に合う素晴らしい作品を作ると思いますね。

さすが「君の名は」等に携わった方々ですよね、景色がほんと綺麗…。


そしてストーリーの方ですが、子供の頃から川を挟んで向かい合わせの家に住んでいる、おさななじみの千代子と怜人。小学校、中学校、高校と、二人の関係性はずっと友達以上恋人未満の“平行線”。

学校には一緒に登下校し、それぞれの部屋の窓から紙飛行機を飛ばしてメッセージをやりとりし、夜は2階のお互いの部屋で窓越しに夜な夜な話す。そんな日々。

けれども2月、バレンタインデー直前に千代子の引っ越しが決まる。ずっと一緒にいて、なんでも話してきた二人がひとつだけ言えなかったこと。それはー

(上記の公式サイトから引用)

よくあるストーリーだけど感動する王道ストーリーの良さ、なおさら良いと思うのは「当たり前が当たり前ではなくなった今のこの時代だからこそ」だと思います。

「コロナによって会えなくなった」「画面越しや文字越しでしか会えなくなった」「会う回数が減った」そんな時代背景を千代子の「引っ越し」という形で表しているのかなと思いました。

MV後半、引っ越し前に2人で想いを込めてチョコレートを作ります。千代子は引っ越し前に怜人に渡し、怜人は引っ越し祝いとして千代子の新居に送る。新居でさみしそうにしていた千代子の元に届いたチョコは形が昔よくコミュニケーションを取るうえで使っていた紙飛行機の形。チョコを貰って本当に嬉しそうに抱きしめる千代子。

まじ泣くかと思った

景色がかなりリアル寄りなので情景もイメージしやすいのもいいですよね。親しみやすいとも言えますでしょうか。

派手な色使いや突出した設定が無くても、このシンプルな人と人との「Gift」が織りなす王道的なストーリーの良さ、作画の景色や情景の良さが本当に素晴らしいと思います。

しっかりとした設定とストーリーがあるからこそ、セリフやナレーションがなくともこれだけの大きな感動が作れるのだと思います。

人と人の想いを繋ぐチョコレート、ロッテさんのCMとしてピッタリなテーマであり広告になっているのではないかと思います。


4.最後に

今年もロッテさんは素敵なCMを企画してくださいましたね。イチ商品のイチCMにこれだけの企画を持ってくるあたりすごいなあと感心します。

ある意味広告に対して正しいお金のかけ方をしていると思います。

他の企業には中々真似のできないことではありますが、もっとアニメーション広告が増えると個人的には嬉しいし楽しいので一流企業の皆様頑張ってください!(他人事)

来年はどうなるのか、また楽しみに待っていたいと思います!


長くなりましたが以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました!


さて、ピンクチョコレート買いにいってこよ。

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