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今取り組んでいること、できることmourningwork

天使ばぁばです。

モーニングワーク=mourningwork という言葉を
聞いたことがあるでしょうか?

グリーフ(grief)は哀しみを抱えたまま奥に閉じ込められている状態。モーニング(mourning)は哀しみを自分らしく表現でき周りと共有できている状態です。
グリーフワーク、モーニングワークの二つの言葉がありますが後者の方が安心・安全の状態であると言えるでしょう。

私にできることはなんだろう?


2019年。当時は混乱と深い悲しみで毎日不安定な状態でした。ついには家族関係もギクシャクし改善されないまま2021年の夏に私は一人で暮らしを始めました。孫との突然の別れ、最愛の家族との離別、繰り返す引越しで手放した思い入れのある物達。これらのことがいっぺんに重なり私の心は相当弱っていたんだと最近になって気付きました。
ずっと胸の奥でモヤモヤしているのは死別の哀しみだけではなく、今までの日常を手放したことで感じた感情なのかもしれない。年齢を重ね初めて感じた感情なので気付き辛くなっていたのかもしれません。

私、今初めて味わう感情なんだ。

まだ生活感のない部屋で秋を迎え、年末年始も一人で過ごしました。何とも言えない孤独感と闘いながら藁をもすがる思いで『日本グリーフ専門士協会』の講座をリモートで受講しました。自分の心の状態を知るきっかけになり良かったと思います。私は一人じゃないんだということがわかると少しずつ心が軽くなりました。
それからは誰かのお役に立ちたいと思うようになり天使ママさん達が少しでも笑顔になれることはないか考えてました。

『あなたがのこしてくれたもの』グリーフケアの本〜ナカムラミツル〜

我が子との死別を経験した娘がInstagramで天使ママさん達と出会い、そこから『あなたがのこしてくれたもの』の作者ナカムラミツルさんとのご縁を頂きました。
(このグリーフケアの本には私の孫のエピソードもママの観点から描かれています)
ミツル先生は写真を見て可愛いイラストを描いて、そのイラストを元に羊毛フェルトの作家さんがお人形を作る。そしてサプライズでママの元へ返すという活動をされています。
本当に愛でいっぱいの優しい方です。
うちの娘のところにも帰って来てくれました。途中でお腹が空かないようにおやつも持たせてくれていて感激で心が震えました。

天使ちゃんのニット帽

冬の寒さで天使ちゃん達の頭が寒くないようにニット帽を編んでお世話になった天使ママさん達に感謝とお礼の意味で贈りました。ママさん達はとても喜んでくれて私も元気をもらい温かい気持ちになりました。
現在は作家さんの所へ直接送るようにしているのですが、天使ママさん達にばぁばの事を紹介してくれてるみたいで、私に天使ママさんからお礼のメッセージが画像と一緒に送られてくるようになりました。それだけ天使ちゃんが増えていることを思うと複雑な気持ちになりますが、ママさん達が少しでも笑顔になって上を向けるようにお手伝いができて喜んでもらえたことは励みとなり生きる力をもらっています。
突然のお別れで辛いですが、孫が繋いでくれたご縁が広がり今では『莉和ばぁば』と呼ばれるようになって孫が沢山できたようでほっこりします。

ご縁に感謝しかないですね。

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(ミツル先生にも天使ちゃんとお揃いのニット帽プレゼントさせて頂きました)

画像は了承を得た天使ちゃん達。ミツル先生も快く承諾してくださいました。この活動はばぁばなりにコツコツ続けていきます。

ナカムラミツル先生のサプライズで繋がったこのご縁、『ミツルファミリー』と呼ばれてます。
先生のグリーフケアの本、『あなたがのこしてくれたもの』はAmazonで購入できます。

宜しければご覧ください。

あなたがのこしてくれたもの https://amzn.asia/d/2Fbwq6U

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