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正欲 感想文

読書感想文は昔から苦手。
夏休みの宿題で、
読書感想文 原稿用紙2〜3枚以上
生活作文 原稿用紙5枚以上
のどちらかを選んで書くとき
私は必ず生活作文を選んでいた。
自分が見て体験して感じた出来事を
文字に起こすのは抵抗がなかった。
感想文は「おもしろかった」の7文字を
どのように広げればいいかわからず
書くのは無理だと思っていた。

読書感想文を避けてきた私に
高校生のとき訪れた強制読書感想文の機会。
その時は、
「死ぬまでにしたい10のこと」という本を読み、
自分も死ぬまでにどんなことをしたいか考えました、と10個箇条書きと補足で文字数を稼ぐという手段で乗り切った。
先生にはなにか言われたような気がする。
ナイスアイディアなのにね!

さてさて。
昨日、正欲という本を読み終わりました。
感想文を真面目に書いてこなかった私は
感想が溢れるのにまとまらないもどかしさを抱えた。

頭の中でまとまってない上、
読書感想文苦手だけど
記しておきたいので、書いてみる!!








私は人間も動物だと思っている。
だから人間の欲をコントロールして作る社会のシステムって不自然だなぁって感じることはよくある。
それを法律や時代の文化で善悪の判断がされ、悪とされると社会からはずれてしまい、生きていくのは困難になる。
社会システムや無意識の偏見や差別に対してモヤモヤを感じる時は、
人間社会は厄介よ!
でもちょっと前は恐竜社会だったんだから!
人間が地球を牛耳ってるのが当たり前って社会自体も不自然な偶然なんだから!
って壮大な地球の歴史を思うことで
人間社会をちっぽけに感じる作戦で
腑に落とし込むこともある。

自分と人とは違う。
人を理解しようと相手の思考を想像しても、その範疇にない思考を持っていたりもするかもしれない。話すことすら躊躇するような思考をひっそりと抱えているかもしれない。
まずはそこをちゃんと受け止めておこうと思った。

雑な共感で人を括りたくない。
自分との違いを理解して、耳を傾ける。
時間をかけて、受け止める。
境遇は違っても想える気持ちはあるし、
感じてはいけない感情はない、と思いたい。

翌日、ミスチルのyouthful daysを
何度も聴いていた。
なぜかはわからないけど、
その理由が自分でも気になっていて考えている。
同じ感覚の人がいたら、つながりたい。

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