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憧れのツッコミ入門

10代の頃からずーーーーーっと思ってるけど
ツッコミができるようになりたい。

思いついたことを自由にポロポロ話せる環境が居心地がよく感じる質なので、
根っからのボケたがりだ。
ボケはツッコミがいないと成立しないから、
一緒にいるお相手によって
あーこのボケはここで言ってもボケとして伝わらないと思いついたボケを瞬間的にひっこめることや、
ひっこめ判断を誤りボケ走ってしまい想定のツッコミが得られず自分で回収する悲しさを味わうこともしばしばある。

もしツッコミの技術が高ければ
相手を選ばず来た球を打ち返すので
お互いいい気持ちで抑揚のある会話ができるが、
ボケの技術は磨いても相性次第のところがあるので、
打ち返しやすいいい球を投げられない時やそもそも球自体を投げられない時もある。
「特定の相手にしかうまくボケられない自分は自立ができない未熟者だ…」
と自分の立ち振る舞いに真面目に悩むこともあった。

そんな私の憧れのツッコミは
ブラックマヨネーズ小杉さん、
霜降り明星粗品さん、
天才ピアニストの竹内さんです。

「アボカドは森のミルク」
というますみちゃんのボケに対して
竹内さんが
「バター!!海のミルク!!牡蠣ぃ!!」
とシンプルな単語のみの切れ味鋭いツッコミを繰り出した時は感動した!
あんなツッコミを日常的に繰り出せるようになりたい…!!

まずツッコミには向いている声色がある。
聞き取りやすい声の高さで、
なによりも通りがいいこと。
私の声は低めだし、
笑い声に意図も容易く掻き消される非常に通りの悪い声なので完全にツッコミ向きではない。
その上、すぐに噛むので
早口でキレのいい言葉を発するのも苦手。

あとはツッコめる関係性の構築も苦手だ。
思ったことは正直に言うので毒を吐くこともあるが、
人とぶつかったり、いじりあったりして仲良くなる関係構築ができる人はすごいなーと思うけど、私はどれだけ親しくても言葉が思惑と違ってねじれて伝わるのが嫌で、冗談でも思ってない言葉を投げかけるのはどうも苦手。

そしてツッコミにはなにより
瞬発力とワードセンスも必要。
朝に、こんばんはーと送られてきたメッセージに対して、うわ!つっこまな!と血が騒いだのだが、しょーもない返しが3つくらい思い浮かび、
納得いかないまま他にもっといい返しを!!と考え込みだすと、変なノリボケみたいな返ししか浮かんでこなくて一旦返信自体を諦めた。

ほんとは私も華麗に
やめとけぃ!!!とか言いたい。
日々、タイミングやワードは耳から摂取して
いけるチャンスがあったらツッコミチャレンジしてみようかしら。
まずは相手のボケをオウム返しするツッコミからチャレンジすることをここに誓います!

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