おっさんの正論

買い物帰りの電車に揺られている時、1つ飛ばして左の席に座っていたおっさんが、嫁さんらしき人に仕事の愚痴を垂れ流していた。会社の部下かか誰かに対して、仕事もまだきちんと出来ていないのに有給休暇を取るな的な話だった。おっさんの声はまるで他の乗客に問い掛けるかのような大きな声だった。おっさんの話は正論だった。が、面白くはなかった。周りの客は生でジャイアンの歌声を聞いた時のような顔をしていた。中には少し離

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他人の恥をそそげる人を一発で信用する

関西、とくに大阪にはボケとツッコミの文化がある。

生まれも育ちも大阪の自分は、これ間違いないと思ってる。地元での会話もそうといえばそうだけど、テレビはトーク番組ばかり。とくに土日は朝から夜までどこかしらかの地元局でお笑い芸人やタレントが喋る。子どもの時分には、吉本新喜劇のような演芸スタイルでないとなかなか楽しめかったりしていたが、大人になるにつれてテレビ話芸が惚れ惚れするほどおもしろい。

そん

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関西魂

その日も、娘と公園のブランコで遊んでいた。
早めに保育園へお迎えに行けると決まって公園へ立ち寄り、ブランコで遊ぶ。
ブランコは、娘が一番大好きな遊具だ。
私もたまに一緒にやってみるが、三半規管が衰えたのか、すぐに気持ち悪くなってしまう。子供の頃は、娘と同じくブランコが一番好きだったのに、歳には逆らえない。そんなわけで私は専ら、娘の背中を押してやるのが役目だ。

娘が乗ったブランコを高く持ち上げて手

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ボケ倒したい。

人間の8割はボケらしい。

これは脳の器質的変化の話ではなく、お笑いにおける「ボケ・ツッコミ」の話である。
世の中の人というものは、得てしてボケたがる傾向にある。ボケることによってツッコミを待ち、笑いを待つ。ボケるのは心地がよいのだ。スベったときの被害も、ツッコミに比べると軽傷で済む。ツッコミで事故ってるのが一番しんどい気がする。その点ボケは安全だ。いくら自分が滑りに滑っても、周りに優秀なツッコミ

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ノリが悪いサメジマ

「おーい、サメジマ。不死鳥食べたことある?」

サメジマ「いや、ないよ。いねーよまず。」

サメジマはノリが悪い。

「おーい、サメジマ。渋谷と札幌ってほぼ一緒なんだって。」

サメジマ「何がだよ。具体的に言えよ。」

ノリ悪いぞ、サメジマ。

「おいおーい、サメジマ。あんま調子乗ってっと東京湾でスイカバー食べるぞ。」

サメジマ「なんだそれ。お前が食うんかい。」

サメジマはノリが悪い、、のか?

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ボケの供養

この世には、悲しくもツッコまれなかったボケがたくさんある。

先日、友人達と話していて、「テニス」の話題になった。
どうやら友人Aと友人Bは、両者とも高校生の頃にテニス部に所属していたらしい。
その話題を受けて、友人Aが友人Bに最後にひとこと。

「お互い元テニス部というコトで、これからもトークのスマッシュを打ち合っていこう。」

その場は、「上手いこと言ってんじゃないよ」的な空気でひと笑いが起こ

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聞こえてきた言葉

ラーメン屋にて、後ろの方に座ってる学生集団の中の一人の発言が聞こえてきた。

「お前やってるんはサッカーちゃう、サッカーの真似事や。」

「お前が賢いんとちゃう、お前を産んでくれた親が賢いねん。」

いやめちゃくちゃ辛辣やん。