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接してくれる女の子

子供の頃の
ずっと深く

心の奥深くに刻まれている
少し悲しい記憶の噺です

ジミー大西の波乱万丈で話してたこと

ジミー大西は小学校3,4年まで人前でしゃべったことがなくて
休憩時間も一人、鉄棒を御輿を担ぐ棒に見立てて、
一人でお祭りの真似をして遊んでるような少年だったらしいんだけど
そんな奴だから、苛められてたらしいんだが
その中で一人だけジミーと接してくれる女の子がいたそうだ

そんなジミーは、その子のことが好きになって
学校もちょっとは楽しくなった

夏休みに入って、夏休みがあけた日に
大好きな子とまた会えると思って、
彼女の席を見るとそこはものけのから


先生が入ってきてみんなに大事な話がありますとのこと

先生「○○さんは病気で亡くなりました」

ジミーは「亡くなった」の意味が分からず、
彼女はずっと帰ってくるものだと思ってた

ジミー少年 その日から毎日誰よりも早く学校に来て、
彼女の花の水を変え そして、また家に帰って
また学校に行くという生活を続けた

席替えになり、奇跡的に
その彼女の席に座ることになった

ジミーが 何気なく机の中を探ってみると
女の子のハンカチが奥のほうから出てきたらしい

ジミーは今でもそれを大事に持っているんだそうだ

読んでいただきありがとうございます

これからも楽くに力を抜いて
綴っていこうと思っています。


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