マフラー

と言うと、「えっ、まだ暑いのに」と思う人がいるかもしれない(うかうかしているうちに、もう秋になったようだけれど)。いや、「少し早いけど、もうそろそろ」と言うだろうか。ま、いずれも居ないでしょうね。

でも、首に巻くアレ*じゃないのだよ。自動車の排気ガスが排出される際の、音を軽減する為のパイプ*のこと。たいてい、左下部についていることが多いようだけれど。これが落下した(しかも2回目)。これがついていないと、走行することができないのです。

ずいぶん待ってようやく引き取りにきてくれた整備工場の人が言うのには、溶接部分が外れたのではなく、何かにぶつかって折れた」ということのようだった。車高がやや低い為に、ぶつかりやすいのです。このままだとまた同じことが繰り返されそうなので、純正品ではないけれど「センター出し」にしましょう、と言う。

旧タイプのミニのマフラーの「センター出し」がカスタマイズ**のひとつとして有名であることは知っていたけれど、まさかぶつかりやすさを避けるためのものだったとは。左折して歩道を乘り越えて、駐車場に入ろうとたりする時の段差を避けるのには確かに有効。そういえば、モンテカルロラリーを制した時のミニはどうだったのだろうか。

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単純な見かけ上の工夫(これをファッションと言うと怒る人がいるかもしれないません)とばかり思っていたのは、大いなる間違いでした。実際に実用的な機能がちゃんとあったのだ(機能と言うと、これはこれでまた簡単な話でもなくなりそうだけれど)。ま、これがモダン・デザインの方法ということか。ステンレス製になって錆びにくいし、なかなかかっこいいけどね。

綴りは同じで、muffler。
**旧型のミニは、なぜだかカスタマイズしたくなるようです。

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