横石崇さん

なんで自己紹介、するんだっけ?

昨日のお題は、「幹事力ツイートのおすすめ3選」。
ツイートを見返して、パッと目に入ったものを3つ、採り上げました。

①反応

②自分の人生の幹事は、自分だ!

③言葉の定義

今日のお題は「なんで自己紹介、するんだっけ?」。
今日、とあるコミュニティのキックオフで、自己紹介をする機会がありました。リアルでお目にかかるのは、ほんとに今日が初めて。それもあり、司会の方から「どこで、どんなことをやっている」的な、いわゆる自己紹介をするように案内がありました。

そこでふと思いました。「なんで自己紹介、するんだっけ?」

そもそも、自己紹介をするのは、どんな時か?

どんな時、でしょうか?…一般的には初めて会った時、ですよね?
その時に、どんなことを考えて、自己紹介しますか?
相手などにもよりますが、これまた一般的には「関係を続けるため」ではないでしょうか??
とすると、どんなことを、どのように伝える必要があるのでしょうか??

自己紹介をする目的①

我が同志の佐渡島庸平さん(サディ)は、名著「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.でこう述べています。

コミュニティにいる限りは、それぞれが、どんな人間なのかわかるようにしないとうまくいかない。
だから各コミュニティに適した自己紹介っていうのが生まれてくると思います。

要は「コミュニティ内での心理的安全性を確保するため」に、「どんな人が、何のために、何をしに来ているのか」を共有する必要があるので、自己紹介をするのです。

自己紹介をする目的②

「自己紹介」領域の先達、横石崇さんは、名著「自己紹介2.0」でこう述べています。

かつての「肩書」「会社名」を武器に自分をみせる時代は終わりました。
これからは「未来」や「役割」を語れる人こそ、本物の「信頼」を勝ち取ることができるのです。

そう、「関係を続ける」ために、関係の行先である自分の旗=「未来」と、その旗を目指すためにやれること=「役割」を共有し、この人となら時間を共にできるという信頼=期待を得られるようなことを、伝えるのです。

自己紹介に関する一考察

以前、石川善樹さんと話をしていた時に「名刺交換は無駄だ」という話になりました。

関係が続く人は、初めて会うにしても事前に調べて名刺に書いてあるようなことはわかっているし、会った後にやり取りする必要があれば(相手にもよりますが)名刺に書かれている電話でなくて、SNSのDMがあれば可能だからです。

また、そもそも自分から「名刺」を交換しなくちゃいけない、ということは相手は自分を知らない=自分はまだまだ伸び代があるという現れ、という話にもなりました。

言い換えれば、相手にとっては「自分はそれほどでない」ことの現れである、と。だからこそ、未来と役割を語り、相手を文脈を共に編む仲間にするような信頼される「自己紹介」が必要なのです。

まとめ

自己紹介を行うのは「それぞれが、どんな人間なのか」を共有するため。
「未来」や「役割」を語り、本物の「信頼」を勝ち取るため、です。

また、自己紹介するうちに、自分の「未来」や「役割」が、より明確に言語化されてきます。
ゆえに僕が携わるコミュラボをはじめとするコミュニティでは、何度も自己紹介します。

また、自己紹介の時に「ニックネーム」を共有することをオススメします。業種や職種や年齢がバラバラなコミュニティで「フラット」な関係を築くためには、名前に「さん」付けより「ニックネーム」です。気軽に呼び合えるようになり、やりとりのハードルが下がります。

たかが自己紹介、されど自己紹介。
一度の自己紹介が、一生涯の関係を手に入れるきっかけになりますよう!

(写真は2020年1月に横石崇さんと一緒に開催したイベント「自分のハッシュタグ探し」の集合写真です)









































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