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オンラインイベントの三角形の話

「三角形」が気になってます。
きっかけは、とあるオンライン飲み会での話。

きっかけ

飲み会のメンバーは、オンラインイベントに長けた5人。
話のネタは「どうする?!どうなる?!コロナ時代のオンラインイベント!」2時間半、ひたすら事例、考え方、対応方法を語り合いました。
合間の問いが「そうそう!」「あるある!」といったことばかり。
その中で話題になったのが「役割分担の三角形」。

オンラインイベントの役割分担

役割は、例えばトークものであれば①「観客」(参加者)、②「ゲスト」(登壇者)、③「ファシリ(幹事)の3つ。もちろん兼務も可能です。
その中で「オンラインイベントならではの特徴があるよね」話に。

「出役」と「幹事」は1人で出来るよね、という話もあれば、いやいや「幹事」には配信などのスキルに長けた「技術」担当がいた方がいいよね、とか。「観客」がウェビナーで反応しやすいように、登壇者からも声かけが欲しいよね、などなど。

「三角形」の話

その中で、ナイツ塙さんの「言い訳」という本の話に。

「笑いは『ボケ』『ツッコミ』『観客』」の「三角形」で成立している

この「三角形」をオンライン(&オフライン)イベントで考えた時に、こんな話になりました。

「出役」のファシリを2人立てて一角とし
残りを「ゲスト」と「参加者」にして「三角形」ができるといいよね

ファシリが2人いるといい理由(ファシリと観客の役割)

ファシリが2人いると、1人がゲスト、1人が参加者に対応できるからです。
観客の文字による反応は、顔が見えない分、オフライン以上に重要です。

Zoomなどを使ったウェビナーや、Streamyardを使った配信では、チャット=文字で反応されます。もちろん、CMC_MAXのように共通ハッシュタグを決めて、ツイートしていただくというケースもあります。が、いずれにしても「文字」です。

この反応によって、ファシリは質問を拾ったり、コメントを見て流れを変えたり、話のスピードを早めたり遅めたりします。オンラインこそ、この反応が全体の流れを作ります。

そこでファシリが2人いると、どちらかがゲストとの会話を盛り上げ、どちらかが観客の反応を見ることができます。ちなみに観客は「書いて!」と言わて書くものではありません。書くことがその時間を作ることに関わっている=主役感を得られてこそ、です。

ゆえに重要なのが、ファシリand/or登壇者の「声かけ」や「反応」です。積極的にコメントしていい!という空気感作りも、ファシリの役割。それに、登壇者も協力していただけると、より参加者としては書きたくなります。

また、質問を拾うと、参加者も書いた甲斐があったな、と思うものです(というか、僕は思います)。またStremayardでコメントが画面を流れると、昔のラジオ番組で葉書を読まれた気分になれます(例えが古いですね…)。

ちなみに、チャットでもツイートでも、同意やメモ代わりのコメントもあるので、進行時のスピードは配慮が必要です。

これは僕もうなずきまくり!

4月に、伊藤羊一さんと澤円さんと開催した「未来を創るイベント」のこと。

澤さんが話している時に、羊一さんが「チャット」で参加者の方の質問やコメントにレスをされていました。すると、参加者の皆さんは「おおお!羊一さんが答えてくださっている!」と大盛り上がり!。こんな役割分担もあります。

まとめ

オンライン時代の特にトークイベントは、①「観客」(参加者)、②「ゲスト」(登壇者)、③「ファシリ」(幹事)の3つで構成されます。

それぞれに観客のチャットによる反応で、流れを作ります。なので、声かけしつつ、その反応を引き出し、声に応えることが重要です。その際に、ファシリが2人いると、どちらかがゲストに対応し、どちらかが観客の声に対応できます。そして、ゲストの方には、この辺りの空気感を事前に共有を!

オンラインイベントは、三者みんなが主役です。
それぞれが盛り上げあえる「三角形」が作れるといいですね!


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