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蛙の子は、蛙にしかなれない。じゃあ、親がしてあげれることって何だろう?

先ほどテレビ番組で、超有名な学校に有名人がたくさん通っている!みんな社長の子供達、有名人の子供!と囃し立て、子供たちにインタビューしていました。
子供達も得意そう。家事をしながら流し見をしていて「ふ〜んそんな世界があるんだぁ〜」なんて考えながら見ていたのです。

でも、ふと思うと「この番組をみて、芸能人たちの超セレブな生活が超羨ましい!」って思う人が一定数いるから成り立っているということですよね。

なるほど。世の中は「お金がたくさんある家に生まれた子は勝ち組」ということを公共の電波を通して教えてくれているわけです。

うちはいたって普通の家庭なので、小学校受験だったりお受験をする余裕もなく、もちろん義務教育のうちは地域の学校に行く予定です。
じゃあうちの子供は「負け組」なのか?と考えてみました。結局大人になるまで、その「勝ち組」の享受している境遇を自分から作り出すことはできないのか?と、思い至りまして、子供に対して私なりに伝えておかなきゃな、と思った考え方があるので書いてみます。

お金の価値は等しく平等であるということ

1円は1円で、1万円は1万円です。目の前に1万円札を出されて「これはいくらですか?」と言ったら、多分日本人全員が「1万円です」と答えますよね。

お金自体にある「価値」は唯一のものです。ですが

・1週間自分で働いて得た「1万円」と
・何もしていなくて得た「1万円」は

価値が違いますよね。

お金持ちとそうでない人の差って、やはりここにあるような気がします。

「お金に対しての認識が違う」ということ。

「お金は大事にしなさい」といわれると「確かに」と思いますが、
「どうやって大事にしなさい」と教わることはまずありません。

お金の使い方、使うべきときに適正な金額を使うようになれるよう、伝えたいと思います。

努力は等しく報われないが、報われるには努力しかない

努力って何でしょう。ある目的の達成のために、訓練して自分の能力を鍛え上げ、乗り越える力を得ること。私はそう思っています。

「どうせ叶わないなら最初からやらない」よりは、
「叶うかわからないけどとりあえずやってみる」の方が、

同じ時間が経ったあと、得るものは後者の方が多いはずです。

そのためには立ち向かう勇気と、興味をもつことができるかどうか、そして、やった後にしっかりと振り返れるかどうかです。

まずは自分の「これ面白いかも」という気持ちを大事にしていれば、それがガソリンとなって遠くまでいける原動力になる。そんな体験をたくさんしてもらいたいと思います。

蛙の子は、蛙にしかなれない。じゃあ、親がしてあげれることって何だろう?

これは唯一

「環境を用意してあげること」につきると思っています。

冒頭の学校の話でもそうですが、自分の日常をどこで、誰と、どんな風に過ごすかでその子の人生は大きく変わります。

私は中学生のころ、中学が結構荒れていたためいい思い出がなく、一念発起して進学校を受験。高校生活は全く違ったものとなり、とても楽しい高校生活を送ることができました。恩師にも出会い、美大受験に成功したのも、同じ学年に2人、美大を目指す子が居たからというのもあります。

そのために、私たち夫婦は働き、まとまった資金と、彼女がここぞというときにこそ、援助してあげられるような親で居たいなと思っています。

親のできることは限られているので、過干渉をせず、背中を預けてもらえるような親で居たいなと思いました。

たくさん働くぞーーーーーー!


株式会社Beeworks→Fringe81(広告代理店)に在籍中。女性ファッション誌やDM、webデザインをやっています。小さい頃の口癖は「私強い子だから泣かないもん」