ChatGPTは、OpenAIが開発した人工知能の一種で、自然言語処理の分野で高い性能を発揮することで知られています。そのChatGPTを活用することで、WordPressのサイトに記事を自動生成して投稿することが可能です。

具体的には、以下の手順で実行することができます。

1. ChatGPTのAPIキーを取得する。

2. ChatGPTのAPIを使用して、リクエストを送信する。

3. APIから返されたデータを解析し、記事のタイトルや本文を抽出する。

4. PythonからWordpressを操作して、記事を投稿する。

このようにして、ChatGPTを活用してWordPressのサイトに記事を自動投稿することができます。ただし、記事の品質や内容については、ChatGPTの性能や設定に依存するため、適切な調整が必要となります。

また、この方法を利用する場合は、APIキーの取得やリクエストの送信など、いくつかの技術的な知識が必要になりますが、このNoteではプログラミング初心者や、全く知識のない方でも実行できるように、手順を丁寧に説明したチュートリアルとなっておりますのでご安心ください。

実際私も、これから記述するプログラムを実行して、毎日全自動で記事を作成し続けていますのでご参考になれば幸いです。

また、WordPressのサイトを既に保持している方向けの記事になりますので
あらかじめご了承ください。
（サイトがない方の場合は、ChatGPTに聞いて作成してください・・・）

※ちなみに、この記事はChatGPTを使用しておりませんのであしからず（苦笑）

目次

1. プログラムを実行するための環境とツールについて

2. プログラムを実行する前の事前作業

3. プログラムを実行してWordPressに投稿してみる

4. あらかじめ決めたタイトルリストを元に繰り返し実行してみる

5. ChatGPT以外のAIを組み合わせて記事の内容をもっと詳細にかつ長文にしてみる

6. あとがき

プログラムを実行するための環境とツールについて

これからPythonというプログラミング言語を使用して自動実行を行うプログラムを作成し、実行するための環境についてさらっとご説明いたします。

・WordPressのサイト（ある前提）
・Visual Studio Code
・Python 3.x
・OpenAIのAPIキー

WordPressのサイト

こちらについては、ある前提なので作成方法などは割愛させていただきますが、必要な情報として事前にメモ書きしておいてください。

・WordPressのサイトURL
　ご自身が保有しているサイトのURLです
　例：https://test.com
・WordPressの管理者ログインID
　こちらは管理者権限を持つメールアドレスになります
・WordPressの管理者ログインパスワード
　こちらは管理者権限を持つメールアドレスに紐づくパスワードになります

Visual Studio Code

こちらの記事ではVisual Studio Codeというソフトを使用して開発を行っていきます。
Visual Studio Codeとは、プログラミングを行う時の「エディタ」と呼ばれるソフトウェアのひとつです。

エディタとは言わば高機能なメモ帳のようなものです。

エディタには多くの種類がありますが、その中でも現在フロントエンジニアの間で最も多く利用されていると言われているのが「Visual Studio Code（ビジュアル・スタジオ・コード）」です。

エンジニアの間では略して「VSCode（ブイエスコード）」と呼ばれています。

Visual Studio Codeのダウンロードは公式サイトから行います。

各環境（Windows、Mac）に応じて適切なものをダウンロードしてください。
※手順についてはここでは省きます
　（わからなければChatGPTか検索してご確認ください）

Python 3.x

Pythonという実際に開発を行っていくプログラム言語になります。
Pythonはシンプルな書き方で柔軟なコーディングができることが特徴です。そのため機械学習など、AI分野で用いられることもある言語ですね。

ここではPythonの3というバージョンを使用するため
公式サイトからダウンロードを行いましょう。

Windowsの方について、
インストール方法については、以下の記事を参考にしてください。
※特に「"Add Python 3.x to PATH" をチェックします。」を忘れないでください

OpenAIのAPIキー

OpenAIは、人工知能を責任を持って安全に発展させることを目的とした研究機関です。彼らが開発したツールのひとつがChatGPTになります。
APIキーは、APIサービスの提供事業者が独自に発行している認証情報です。
プログラムからChatGPTの機能にアクセスするために必要な情報となりますので、以下のサイトにログインし、APIキーを発行しましょう。

詳しい手順については、以下サイトがわかりやすいかと思います。

※生成されたAPIキーについては、漏洩すると他人が利用できるようになるため、厳重に保管してください。また、あとで使用するためコピーしてメモ書きしておいてください。

プログラムを実行する前の事前作業

ここまでくれば大体半分くらいは完了しています。
環境構築が初心者の方にとって一番難しく時間がかかる部分でもありますのでめげずに頑張りましょう。

まずは、デスクトップにでも「chat_gpt_sample」などのフォルダを作成します。