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デザイナーに必要なサバイバルスキル

🌱 Money Forward X デザイン部 春の種まき(アドベントカレンダー)の6日目の記事です 🌱


ChatGPTにタイトル手伝ってもらいました

デザイナーで、ある程度経験を積んでいくと、アウトプットのスキル以外に求められてくる観点があります。

例えば、

「ユーザーフォーカスがサービスづくりには大事なんだ。クオリティをとにかく突き詰めないといけない。それがデザイナーの責任だ。」

この考えは正しいと思います。特にデザイナーになったばかりの人はデザイナーとしての軸をつくるために、この考えを目指すのもいいと思います。
しかし、継続的により大きな成果をだしていくためには、それだけでは不十分になってきます。

複数プロジェクトが動いているときにどのプロジェクトも手を抜かずに全力でやることはとても素晴らしいことですが、人間には限界があります。プロジェクトを複数持ちすぎるとスピードが落ち、ボトルネックになってしまいます。自分はどのプロジェクトにどれくらい時間を使えるといいのか理解し、その中で事業目標達成のためにどのプロジェクトを優先するのか、そうすることで、結果としてどういう成果が出せるのかを考えなくてはいけません。

他にも、
完璧なクオリティよりスピードが求められるプロジェクトの場合はどの部分は最低ラインのクオリティとして設定してスピードを上げるのか。
短期視点ではユーザーフォーカスではないが、長期視点でユーザーフォーカスになる施策を行う際、デザイナーとしてどう一時的に受け入れて短期から長期に繋げるか。

この時に

  • どれくらい時間を使えるといいのか

  • 事業目標達成のために優先すべきプロジェクトはどれか

  • どういう結果がだせるのか

  • クオリティを抑える最低ラインはどこか

  • ユーザーフォーカスではない施策はどう捉えるといいのか

など、デザイナーとしてアウトプットするスキルとは別の観点で考えなくてはいけません。この考えは、デザイナーという枠に囚われているとなかなか正解が導き出せません。

では、どうすればいいのか、自分より責任範囲が広い人の考え方を取り入れることがいいと思います。責任範囲が広い人は、デザイン領域だけを見ているわけではなく、もっと広い事業としての視点で物事を考えています。何を大事にしていて、何をどう捉えているのか、何を意識すると、そういった考えに至るのか想像する必要があります。ただ、そうはいっても、なかなか難しいことだと思います。

もっと取り組みやすくするなら「自分の上司の立場で物事を考えてみる」と捉えるといいかもしれません。上司であれば比較的コミュニケーションを取る機会があると思うので、なぜそういった考えに至るのか直接聞いてみてもいいかもしれません。

Money Forward Xでは、共にサバイバルスキルを身につけ、デザインチームを前進させる仲間を募集しています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


次回の投稿は、プロダクトデザイングループの個人プロダクトチームのリーダー、黄さんです。

🌱が増えていくよ!


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