2022年読んで良かった本BEST10(ビジネス・教養編)
こんにちは!
がじゅまるパパです。
今年は約170冊の本を読みましたが、その中でも特に「感動した!」「面白かった!」「勉強になった!」という本を紹介していきます。
順位をつけるというのは、正直おこがましい気持ちでいっぱいですが、心を鬼にして?書いていきます。
2022年読んで良かった本BEST10
早速いきましょう!
今年は仕事でリーダーになる一大イベントがありましたので、どうしても「リーダー本」が多くなっているのはご了承ください。
第10位 『マクサン式Webライティング実践スキル大全』
今年読んだブログ・Webライティング本の中で一番勉強になって、一番実践で使えた本です。
箇条書きにはページ内リンクを貼ろう。
読者が買いたいと思う文言。
吹き出しの使い方のコツ。
などなど。
かゆいところに手が届くというか、これこれ!これが知りたかったんだよ!!っていうのが断トツで多かったです。
9位 『心理的安全性をつくる言葉55』
「心理的安全性」
簡単にいうと、誰もが意見が言いやすい心理的に安全だと感じられる状態のことです。
上司から「あれやれ!これやれ!」と言われて動く職場は古臭い!今は全員で職場を作る。そのためには誰もが意見を言える空間を作ることが大事というわけです。
そうは分かっていても、その空間を作ることってできます?
できません!
けどこの1冊は「言葉で心理的安全性を作ることができる」というのです。そして、その具体的な言葉が書いてある。
「具体的な言葉」というのがこの本の良さです。
ビジネス書では「じゃあ具体的に何すればいいの?」という内容が多いですが、そこまでご丁寧に書いてくれている。
マジで重宝します。
第8位 『リーダーの報・連・相』
部下が報連相できない。
職場の情報共有がされていない。
「これらの原因は上司にある」というのが本書の主張です。
これはいわゆる「リーダーの私の責任です!」というやつではなく、報連相は双方向でするもの。ルール守っていない上司に「ルール守れ!」なんて言われても守らないでしょ?という主張です。
これについては「何も言えねぇ」です。
冒頭で打ちのめされた私は、1冊通して真摯な気持ちで読み進めた限りです。
勉強になりました。
第7位 『失敗の科学』
仕事で失敗した人がいたら「いやー勉強になったね!」なんて声かけるようにしています。ミスをミスと捉えて終わりではなく、そこから学ぶ人は成長の仕方が違うなって個人的にも思っています。
それを表しているのが本書で、とても共感したのが選出した点です。
具体例が多く、内容も理解しやすい。
特に冒頭の医療業界と航空業界の話はみていただきたい。
第6位 『拝啓、人事部長殿』
著者はトヨタを辞めて、サイボウズに転職。
サイボウズ転職し、数年後にトヨタの元上司に手紙を送るという内容。
正直、これはケンカ売ってるのか?と読む前は思っていました 笑
しかし、読み進めると「発見」と「共感」の連続。
人事の仕事っていまいち理解していない部分が多かった。
採用とか、給与とか?
そんな人事の仕事についても学べる良書です。
第5位 『OUTPUT読書術』
今年読んだ読書術の本で一番響いた1冊。
「読書は食事である」というフレーズは哲学的でとてもアバタローさんらしく、何となく他の本とは違う異質感も感じられます。
特に選書方法は参考にしていて、「投資的選書」「直感的選書」の考えは今でも大切にしてます。
著者のアバタローさんはYoutubeもやっていて、古典の解説がかなりわかりやすいので観てほしい。めっちゃ声がいい。
第4位 『読書について』
ショーペンハウアーの名著。
古典から読書を学ばうと手にした1冊に衝撃受けました。
思わぬ読書に対する否定的な話に戸惑いました。
けどそこから「今まで自分の考えを肯定してくれる本」しか読んでいなかったなと反省。
これからも古典を読んでいこうと思った瞬間でした。
第3位 『限りある時間の使い方』
「〜時間術」「残業がなくなる方法」みたいな本を読み漁っていた私に「おいっ!目を覚ませ!」と言ってくれた1冊。
時間は“限りある”もの。
「長い目で見れば、僕たちはみんな死んでいる」そのくらい一人の人生は短い。その中で思っていること全てをやることなんて最初から無理。だったらその希望を捨てちゃえば?と。
なんか生き急いでいるかもと感じている人は、この1冊で一回落ち着きましょう。
第2位 『あなたとSDGをつなぐ「世界を正しく見る」習慣』
今年の初め頃にSDGs関連の本をまとめて読んでいましたが、徐々に
違和感を感じるようになりました。否定的な考えというよりは、なんか腑に落ちないし、深く理解できた感じがしない感じ。
このまま知識だけ剥き出しにしたら、キレイゴト言ってるだけだろうなと。
そこで出会った1冊。
正直、1冊丸々衝撃でした。
「知識だけ」という点ではなんも変化していませんが、何か行動を起こす時に「これって本当に正しいの?」と考えるようになりました。
心境の変化が目に見えた1冊でした。
第1位 『はじめてリーダーになる君へ』
この本題の通り、私は今年はじめて職場でリーダーになりました。
リーダーといわれると、全てを知っていなくてはいけない、何でもできなくてはいけない。そう私の中で完璧像が描かれていました。そして、そうなれるように振る舞っていました。
周りはそれなりの反応を示してくれていたので、あながち悪い気はしていませんでしたが、とにかくそう演じているのが疲れる。
私は前職も同じ職種だったとはいえ、今の職場は「素人」です。
そりゃ知らないことも多いので「ちょっと考えとくね」って先延ばしにしたあとで調べ上げたり、自分のほうが時間がかかると知りながら突入したり、とにかく「完璧じゃなくなること」だけを考えていたといっても過言ではないくらいでした。
この本を読み終わったその日に、部下へ「これわかんないから教えてほしいんだけどいい?」と聞いたら、何事も無かったかのように普通に教えてくれました。
このとき肩の力がフッと抜けたというか、すごくリーダーに対して難しく考えていたなと実感しました。リーダーは完璧じゃなくていい。
完璧な人間って、どこか関わりにくいですよね?
冷静に考えてみればそうです。その関わりにくい人間を私は演じていました。
何ともバカバカしいですよね。内心ウェルカム状態なのに 笑
最後までご覧いただきありがとうございます。
皆さんも共感できる本ありましたか?
ぜひ、教えて下さい!
来年も素敵な本に出会えますように。
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