見出し画像

2年の再燃から、寛解期を迎えました。

私は潰瘍性大腸炎という難病で、今日は月に一度の通院日でした。1時間前に支度を済ませて、予約時間の15分前にバス停に着きました。遅刻魔どころか「遅刻大魔神」だった私は、時間を意識するようになってから、23歳にしてやっと理想通りに動けるようになりました。

「時間に余裕を持てば、心にも余裕が生まれて、なんて最高の一日なんだ!雨なのに心は晴れやかだ〜!恵の雨は気持ちいッ。心なしかお花も笑ってる気がする、小鳥さんこんにちは!」と、ミュージカルスターのような気分でバスを降りようとした瞬間。

「保険証と診察券...お薬手帳も忘れた........」

と、思い出しました。
バスは1時間に一本しか来ないので、徒歩5分の最寄駅に向かいました。焦っていたので道を間違えましたが、なんとか着きました。電車に乗り、家まで15分ほど掛けて歩き、忘れ物をカバンに入れて、また15分掛けて電車へ向かいました。病院行きの電車に乗り、窓の外を眺めていました。

「あれ...病院の反対方向に行ってる...?」

乗り間違えました。
30分以上早歩きで動いていたのと、スケジュールが乱れて頭の回転が鈍り、乗る電車を間違えてしまいました。お茶目ですね。
疲れてクタクタを通り越して無心になりましたが、無心になったことで穏やかな気持ちになってきました。雨とかどうでもよくなってきて、傘をささずに自然を感じながら無事病院へ辿り着きました。

血液検査を毎月しているのですが、炎症反応は少し高いけれど、最近は体調が安定しているので、担当の先生から「寛解だと思って大丈夫です」と言われました。
約2年悪化してから、一年の自宅療養生活が始まったり、透析治療や色んな新薬を試していました。日常生活の下痢、腹痛、血便、便漏れに悩みながら、副作用で吐きそうになったり、目眩や立ちくらみ、睡眠障害やパニック症状が出たり...。働きたくても働けない、好きな食べ物が食べられない、外に出たら便が漏れる。周囲の人に病気の説明をしても理解を得られず、信用を失った時は絶望した時もありました。

けれど、私にとってすごく有意義な2年間でした。心も体もボロボロになったけれど、生きる喜びや幸せを沢山見つけました。再び体調が悪化して入院や療養生活にならないように気をつけながら、潰瘍性大腸炎について発信を続けようと思います。同じ難病の方はもちろん、たくさんの人に元気や勇気を与えられる存在が私の目標なので、これからも温かく見守って頂けると嬉しいです!

今年は絵やものづくりのを活動を中心に、潰瘍性大腸炎について発信を頑張ろうと思っているので、Instagram、X、Youtube、Tiktokのフォローもお待ちしております!展示会や物販もしたいので、いつか皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。

私のアカウントを見つけて、フォローや、いいね、温かいコメントが、とても励みになっています!いつも本当にありがとうございます。皆さんの健康と幸せを心から願っています。

改めて、これからもよろしくお願いします!^_^

この記事が参加している募集

今日の振り返り

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?