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自己紹介 #魚釣り×理科

はじめに

「でっかい魚をたくさん釣りたい。」
「珍しい魚を釣ってみたい。」
 私はそんな釣り人である。ちなみに、仕事では中学校や高校で理科を教えている。魚釣りが好きな学校の先生は多くいるだろうが、私の場合は半ば趣味が仕事になっている節がある。「真面目に働け」ということにもなるが、担当教科が理科ということもあり問題にはなっていない(ようだ)。

20年前の大学時代が懐かしい。西表島ではカナディアンカヌーでマングローブの林に漕ぎ入った。

魚釣りはもっと楽しくできる!

 さて、私は“じゃない方”の魚を狙って釣る事が多い。もちろん、ブラックバスやトラウトも大好きだ。しかし、どうやら油断すると雑に扱われる「じゃない方」の魚たちを狙うことが多くなっている(自分調べ)。
 というのも、生物や環境、進化のことを知れば知るほど「じゃない方」の魅力がグイグイと前に出て来たりする。今までは何の気にも留めなかった魚が、ある知識や気づきを境に、手にとって見つめ直したくなる。

 例えば、ワタカという魚がいる。大学時代からいろいろな場所で、気にも留めずに釣ってきた魚だった。しかし、日本の淡水魚の起源を調べていくと面白いことを知った。
 ワタカは地質時代に熱帯アジアから日本にやってきたグループの唯一の生き残りだったのだ。そう思うと過去の自分が悔やまれる。
「もう一度釣りたい!」
「手にとってよく見たい!」
ひたすら、そんな想いに駆られてしまった。

ワタカってこんな魚だったのか!

 このように、「じゃない方の魚」たちには、目立たない種類もいれば、そもそも見向きもされない種類もいる。しかし、新たに出会う知識や視点によって、魚釣りという遊びはもっと面白くなると思うのだ。

これから書いていくこと

 そんなわけで、ここで一旦文体を改めて…。
 私は釣行時のエピソードなどに乗せて、理科を通して開けた視野をこのnoteに綴りたいと思っています。

 半分は自分が楽しむ目的。そして、もう半分は「共感していただける方々に魚釣りをもう一歩踏み込んで楽しんでもらう。そのお手伝いができればいいな。」という目的です。
 難しいことを考えずに読んでいただければ嬉しいです!
 どうぞよろしくお願いします。

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