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“心から言葉を紡ぐのは、私たち人間にしかできないこと。”俵万智が語る『アボカドの種』。


1986年、第32回角川短歌賞受賞。
翌87年に発表した第1歌集『サラダ記念日』が
歌集としては異例のベストセラーとなり
大きな社会現象を巻き起こした。
俵万智、第7歌集『アボカドの種』(角川書店)。


4年ぶりの歌集。
その間に起こったさまざまなことを題材に読まれた375首。
宮崎からご両親が暮らす仙台への引っ越し、息子さんの受験、
さらにご自身の入院、そしてコロナ禍・・・

歌はどのように詠まれたのか?
歌はどのように生まれたのか?

表題作とも言える歌
「言葉から言葉つむがずテーブルにアボカドの種芽吹くのを待つ」

この時代の中での言葉、短歌への思い。
そして現代短歌ブームへの思い。

“短歌は日常、暮らしの中から紡ぐもの”
“心から言葉を紡ぐのは、私たち人間にしかできないこと”
“言葉は目に見えないものも映しておける”
“短歌はタフなツール”
“感じたら心を立ち止まらせる”

貴重なお話の数々。
じっくりとお聴きください。

音声はこちらから

https://note.com/gakumon_susume/n/na9b56585c790

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俵万智
1962年、大阪府生まれ。85年、早稲田大学第一文学部卒業。86年、「八月の朝」50首で第32回角川短歌賞を受賞。87年、第1歌集『サラダ記念日』を刊行、翌年同歌集で第32回現代歌人協会賞を受賞。96年より読売歌壇選者を務める。歌集に『かぜのてのひら』『チョコレート革命』『プーさんの鼻』(第11回若山牧水賞)『オレがマリオ』『未来のサイズ』(第55回迢空賞、第36回詩歌文学館賞)など。評論に『愛する源氏物語』(第14回紫式部文学賞)『牧水の恋』(第29回宮日出版文化賞)など『あなたと読む恋の歌百首』など。現代短歌の魅力を伝え、すそ野を広げた創作活動により2021年度朝日賞受賞。


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