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転職で、あなたの「理想のキャリア」を掴むには?

【“我究”という名の自己分析】

僕は、我究館の館長として、そして一人のキャリアコーチとして、これまで何百人もの人々の就活や転職のサポートをしてきました。
自分の今の仕事やキャリアヒストリーに不安や不満を感じている人の多くは、「自己分析」が不足していることが多いです。
大学を出て、新卒就職をして、企業での理念研修や動機づけプログラムを受けて、大人のビジネスパーソンになっていく過程で、誰もが「自己分析」という学びを経験するでしょう。
しかし、そのやり方は人や機会によって様々です。
僕は、どんな場合でも、意味のある「自己分析」をするには、その粒度の高さ、思考の深さ、客観的な視点、社会と相対化した自分像の確立など、「分析の時間と質」が大切であると考えています。
僕達が運営するキャリアデザインスクール「我究館」では、受講生の皆さんに、おそらく日本で最も時間を掛けて質の高い自己分析をしてもらっていると思っています。
“我究”という名の自己分析に時間とエネルギーを使って取り組まなくては、その先の職歴書の作成や面接対策を充実させても、「自分らしい転職活動」とは程遠い、「一般的に良いとされる転職活動」しかできません。
そして、次の居場所でも、今と同じような不安や不満を抱えて、チャレンジの機会を逃してしまうことが多いです。

【“我究”の出発点】

我究館社会人校での最初の講義テーマは「充実度年表の制作」です。
あらかじめ課題としてシートを渡され、今までの人生やキャリアパスの充実度を折れ線グラフで表現し、人生の転機ごとに「人や出来事からどんな影響を受けたか」のコメントを入れて来てもらいます。
そして、より具体的に思考し、言語化できるようにするために、充実度年表をコーチやクラスメートに発表して、いろんなフィードバックをもらい、ディスカッションするグループワークを行います。
このワークを通じて、受講生の皆さんは、「自分は本当は何をやりたいと思っているのか」「それは自分の過去・現在のどんなことに影響を受けているのか」「今まで誰が何をしてくれたのか」を理解していき、今のキャリアの不安や不満の根源や、これから何をすべきかが、ぼんやりと言語化されていきます。
そして、全ての講義を通じて、「我究図」として、過去・現在・未来を通じた「この世でひとつの自分物語」が完成していきます。
最初に用意する充実度年表はその下書きです。
自分がどう生きていきたいのか。
それを言語化して表現することが「良い転職」において重要であることは、皆さんご存じなのですが、これを一人でやるのはとても難しいことだと思います。
コーチや仲間の力を借りて、共に歩み、共に励み、完成させていく「我究図」であるからこそ、本質的な価値を持つ大切な人生の設計図になると考えています。

【深く粒度の高い自己分析が転職を成功させる】

我究館の講義の前半3分の1で行っていることは、一般的な就活塾やキャリアエージェントが行うサポートや企業研修と同じです。
しかし、後半3分の2は、より深く粒度の高い自己分析を通じて、我究図を完成させていきます。
中途半端な自己分析で策定した転職戦略や行動計画で活動を進めてしまうと、今と同じ間違いを繰り返してしまうと考えているからです。
そして、過去から現在の「自分」を理解し、自身の「在りたい姿」を具体的に描けている人は、転職のみならず、次のキャリアで実現する具体的で明確な行動プランが立っており、なにより、非常にわくわくしながら、入社の日を待つことができます。
私たちのサービスの価値は、入社後の活躍まで続きます。
僕は、全てのキャリアパーソンに、このような素晴らしい体験をして欲しいと思っています。
そして、自分自身もわくわくしながら、「どうすれば、僕の我究図を実現できるか」を考えつつ、今日も仕事に励んでいます。

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「我究図」について、ダイヤモンド社の取材を受け、記事を書きました!
詳しいことを知りたい方は、ぜひご一読ください!

参考リンク:
2023年2月15日特別公開 藤本健司
『絶対内定』の著者が指南!5段階で完成する「理想のキャリア」のつかみ方
ダイヤモンド・オンライン


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