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【USP】「はじめまして!」で爪痕を残すには何を強調すべきか?

自社のホームページにおいて、競合他社とは「ここが違う」という特性を打ち出せているか。差別化要因がなければ記憶に残らない、という話

今年は自社ホームページをリニューアルすることを決めている。

よって、空き時間の大半をその内容を検討することにしているのだが、ホームページを監修するコンサルタントから「USP」を明確にしておくように、との宿題が出されている。



USPとは(Unique Selling Proposition)、顧客から見た自社独自の「売り・強みでであり、マーケティングにおいての基礎ともなる重要な要素のひとつ。

ホームぺージにおいては顧客がはじめてアクセスした際の第一印象ともなり、他社と比べて何が違うの?という意味で「はじめまして!」と自己紹介をする際の「こんな会社です!」というメッセージになる。



合コンで自己紹介をする場面で、いかに相手の興味を引くか?ということに似ている。

「はじめまして○○です。会社員です、趣味は音楽鑑賞です」とするより、「○○です、アニメを制作をしている会社で働いています。最近ではポケモンGOにハマっています!」の方が印象には残る。

後者の人が合コンでモテるかどうかは別として、前者の人より印象という意味では一歩リードできるし、相手に同じような趣向やアニメに興味がある人がいれば距離はグッと縮まるはずだ。



USPを設計する際に、合コンで無双するような万人受けを狙う必要はない。

むしろ自社の理想とする顧客のみに刺さるコアな独自性や強みを打ち出さればいい。

「技術力がハンパない」とか「デザインセンスに自信があります」、「どこよりも短納期で出荷できます」などなど自社がここは他とは違う、と自信を持ってアピールできる要素を改めて掘り起こしてみるのだ。



自社では当たり前のことが、業界では希少なことであったり、実は他社ができないことであったりすることは多い。

それを理解する上でも、「ウチの会社って何ができるんだっけ?」という要素の洗い出しをするのは有効だ。



「対応がいいとお客さんによく褒められる」といった一見これってUSPになるの?という抽象的な要素であっても、さらに深掘りして「何の対応が評価を得ているか?」という点をこまかく分析していけば明確なポイントに行きつくだろう。

顧客との接点でいい爪痕を残せるか?それがUSPのひとつの役割りかと思う。

自社の独自性を探している顧客は必ずどこかにいる


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