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【ビジネス断捨離】まずはムダなものを捨て、身軽になろう

商売において、現状のムダを廃棄する。今までの売上げや古い慣習に固執していては新しい道の障害になる、という話

昨日からわたしもゴールデンウイークに入った。

とはいえまとまった休みだからこそ処理したいことで予定はなかなかに詰まっているのだが、その中で定期的に行っている「商売の断捨離」というものがある。



半年周期で会社の売上げを検討し、ムダな作業や売上げを廃棄することで、新陳代謝を促すのが目的だ。

この断捨離の効果に気がついたのが、数年前に「やりたいことがあるのに時間も労力も余裕がない」という場面に陥った際、限られた時間や労力を捻出するには今あるものを手放すことでしかないと考えたから。

ドラッカーでいうところの「イノベーションを起こすにはまずは廃棄から始めよ」ということ。



イノベーションとは大げさかもしれないが、商売がうまくいっていなかったりする場合は現状に味のなくなったガムのように価値を生まなくなった惰性で続けている仕事が混在する。

その場合、思い切ってムダだと思う仕事は廃棄することで、空いた時間や労力を新しい分野に投下して成長を促すよう働きかけるのだ。



わたしもはじめは廃棄を躊躇したし、売上げの一部を切り離すのは怖かった。だが、いざ実行してみると体は軽くなり、その分で新しい売上げを上げるための施策を動かすことができ、結果、以前より前進できていると実感すする。



やはり慣れた環境を一部でも変えるのは勇気がいる。でも、その環境が会社にとって足かせになっているのなら変える必要がある。

やっぱり怖い、という気持ちが抜けないのなら、その廃棄するボーダーを下げて最低限で試してみてほしい。

売上げなら下位10%で怖いなら3%でもいい、廃棄することに感覚を慣れさせることで、躊躇や怖さのハードルを越える練習をするのだ。



そして何度もこのビジネス断捨離を実行して思うは、固執してたりこだわっているのは自分だけ、という点。いざ廃棄してもプラス面はあってもマイナス面はほとんどない。

売上げこそ一瞬下がるかもしれないが、それは空いた時間や労力で新しい売上げをつくるよう努力すればいいことだし、その努力は質のいい忙しさに転換する。



まずは現状把握から、何が現状でムダになっているかこの休暇中に洗い出してみると、休み明けから少し前進できるかもしれない。

廃棄することで新しい変化が流入する。立ち止まることは安心ではなく退化である


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