離職率が低いのは、必ずしも良いことか?
直近1年間の正社員退職は1名のみ
akippaは駐車場のtoCマーケットプレイスを運営しています。会員数は350万人近くまで達し、多くの方々にご利用いただいている状況です。
正社員の退職は少なく、ここ1年間で1名のみ。
離職率は低い状況となっています。
また入社後5年以上を経過するメンバーが74.4%を超え、それだけでなくアルムナイ採用も起きています。
もちろん経営者として、共に戦ってくれる人たちが長くいてくれることは嬉しいことです。
社員の成長、会社の成長
しかし、100%良いことだとは言いきれないかもしれません。
一つは社員の成長。
必要以上に緩すぎる組織になっている場合、活躍するためのスキルを身につける環境を与えられていない可能性があります。
社員一人一人の能力を上げ、可能性を広げ、どこにいっても活躍できる人を生み出す環境をつくれているとは言いきれません。
そして、もう一つは会社の成長。
最大の目的はミッションの実現にあるが、そのためには会社の高成長を考え続けなければなりません。
高成長を求めずやっていくならば、今の組織は素晴らしいのかもしれません。でもakippaは外部資本を入れ、大きな目標に向けて走り続ける会社。
今以上に、熱狂的で勝てる組織にしていく必要があります。
熱狂的で勝てる組織・個々が成長できる環境となっている上で、今の離職率が実現することが理想だと思います。
結論、離職率だけを見て、良い組織か悪い組織かを語ることはできないと思います。
歴代のHR責任者
これまでのHR責任者は、共同創業者の松井にはじまり、取締役の杉村、執行役員の広田といった経営陣で担ってきました。
初期から役員は様々なロールを同時に担当していたため、松井や杉村の時代は立ち上げや最低限の制度設計に留まっていました。
広田が受け継いだ後は、エンジニア採用の強化に取り組み、採用においては成果が出てきています。
現在は執行役員の広田と管掌取締役の小林がタッグを組んでHRBPの役割も担い、人事制度や人事戦略のアップデートに取り組んでいます。
しかし歴代の誰もが専門領域ではなく、片手落ちで実施している状態が続いています。
課題が大きいからこそ、やりがいがある
以前に「akippaはいけてない」という記事をnoteで書きました。
創業時は営業会社だった名残もあり、ビジネスドリブンな成長を遂げており、ソフトウェア開発による成長はできていなかったのです。
タイトル通り、エンジニアにとっては「いけてない」状況でした。
このnoteを書いて1年半が経過しましたが、プロダクトグループの規模は倍以上となっています。
入社したエンジニアメンバーは「課題が大きいからこそ、やりがいがある」と言ってくれました。
akippaのHR領域は手をつけられていないことも多く、課題が大きいです。
成熟されたビッグテックやメガスタートアップで仕事をすることももちろん楽しいと思います。
でも「自分でこれからつくりあげていくことができる」akippaでチャレンジすることは、絶好の腕試しになると思います。
熱狂的で勝てる組織・個々が成長できる環境を、共につくってくださる方がおられたら嬉しく思います。
人事責任者候補を募集しています
・募集要項
https://open.talentio.com/r/1/c/akippa-corp/pages/78115
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