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どんなロケットが好きですか?

こんにちは。星空案内人のまいの(mai-no)です。
みなさんはどんな車がお好みでしょうか?性能、安さ、乗り心地…条件がある中でもビジュアルは結構大切ですよね。車ほど数はありませんが、ロケットもかっこよく、つくる会社や国によって全く違うのです。今回からはロケットについてのお話です。

ロケットは乗り物の1つ
ロケットとは荷物を宇宙空間へ輸送してくれる機体です。輸送する荷物や輸送先に合わせて様々なロケットが使用されます。人が乗ることももちろん可能ですが、機体が重くなるほど飛ぶ際のパワーが必要になるため、現在は限られた人数で宇宙に行っています。

どんなロケットが好きですか?
世界各国でロケットが打ち上げられていますが、形や大きさは国や企業によって様々です。まずはビジュアルのちがいを楽しんでみましょう。

これはかっこいいな、好きだな、と感じた機体はありましたか?いやいや。私はサンダーバード1号のように、全身シルバーで、先端は赤で、もっとかっこいい機体が良かったなぁ…等、デザインにピンとこない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ロケットの目的は「安全に宇宙へ送り届ける」ことが第一優先になります。もっとシンプルなやつにしたい!尾根付けたい!とデザインについてもっと議論したいところではあるのですが、現実はとやかく言っている場合ではありません。
飛行において無駄になってしまうものは省く。少しでも機体を軽くする。安全と目的を考慮した上でこのようなロケットになるのです。

軽くするための丸裸オレンジ
下の画像は1981~2011年にNASAが打ち上げていた「スペースシャトル」です。「再使用」をコンセプトに活躍した機体です。この機体のオレンジ色部分は燃料タンクになっており、中の燃料が太陽光による蒸発を防ぐため当初は白く塗装していました。しかし塗装にあまり効果がなかったことと、機体が重くなってしまうため何も塗らずむき出しのオレンジ色となりました。

白い機体もシンプルでお洒落ですが、やはりこの色はとても素敵ではないかと個人的には思っています。燃料タンクがオレンジ色である秘密は後の回でご紹介させていただきますね。
一昔前は「無理だ」と思われていた技術がどんどん可能になってきている時代です。この先もっと宇宙開発が進んだら、サンダーバード1号や3号、ガンダムのようなロボットや宇宙船、エレベーターのように宇宙まで私達を運んでくれる「宇宙エレベーター」も現実になるかもしれませんね。


文:まいの(mai-no)星空案内人千葉県出身。本職を星空案内にしたい、明るさと元気が取り柄の看護師。宇宙や星も大好きだけれど、食べ物・音楽鑑賞・書道も大好きです。

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