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分業

日本の手仕事は分業制です。扇なんかだと扇面の部分と骨の部分、骨を扇面に通す作業、要を嵌めたり組立てる作業などに分かれています。工程の内一つでも欠けると製品ができません。

繊細な骨刺し

骨も最近は電子レンジで乾かしたりするので激しい踊りとか長い使用に耐えられません。中国製は見た目に立派でも

中国製は立派ですが

裏を見ると一目瞭然ですね。

ただくっつけてあるだけです。

急須なども日本製はよくできていて漉し口の部分が別の職人がやっている場合が多いです。

急須が作れれば一人前とか
ここが金属だとお茶の味が変わってしまいます。

こんな細かい仕事をやっていたら急須本体が作れませんね。

こういう絶滅危惧種の職人さんに光を当てないと日本の大事なものが失われるのだと思います。

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