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お茶を濁す

note を始めて14ヶ月が過ぎた。よく続いているものだと感心する。とは言っても私の場合、投稿は日曜日の週一回だけ。そんな最低限の目標ぐらいは「何とか守らなきゃ」という義務感も若干あるが、やっぱり楽しいから続いているのだろう。殊に "💛スキ!" をいただいた時は愉悦を覚える。見知らぬ方々が「面白い」と思って下さる‥  あ〜、嬉し過ぎる~!

 note に何度か書いたので端折(はしょ)るが、私がこのような雑文を書き始めた目的は「ボケ防止」だった。引退してから続く自粛生活で、日本語の "話す" や "書く" の衰えに、不安を感じたことがキッカケだ。当初はただただEXCELに日本語を書きなぐるだけだったが、勧められて note を始めた。

これまでの人生、私はあまり文章を書いてこなかった。手書きの時代に育った私は、悪筆が故に自分の字を残したくなかったのが一番の理由だ。だから手紙もほとんど書いたことがない。

例外は営業時代。昔は手書きしていた "業務報告書" は、気合を入れて書いた。お客様の意向、その時点の状況と情勢、我々がすべき事と期日、成果または損失予測などをA4の報告書に手書きでまとめ、社内関係諸氏にファックスで送った。伝えるべきことを確実に伝えるために、簡潔な構成と明解な文章を心掛けた。その後電子メール導入により手書きは無くなった。

振り返ると私にとって "業務報告書" は、来し方で唯一の文章修行だった。note の記事で稀に「上手いこと書けたかな」と手応えを感じた時の出稿は、気持ちを込めた業務報告書をファックスする瞬間に極めて近い。

"私の毎日 with note" を紹介させていただく。
日常の中で見たこと、思ったことをメモしておく。記事になりそうなものがあれば note に下書きする。その際は "(仮)タイトル" と書き出しの数行及びキーワードを打って保存。土曜日の午前「さあ何を書こうかな」と机に向かい、下書きの中からひとつを選んで書き始める。競馬中継までに八割がた書いて細君の校閲を受ける。翌日曜日の午前に清書し、午後投稿してから競馬中継を見る‥  これが基本のタイムスケジュール。

昨日の土曜日、先日受けた健康診断の結果が届いていた。開封してみると「【糖代謝】で異常を認めます。精密検査もしくは治療をお受け下さい。」とあった。ガーン!と小さく動揺し、過去の検査結果をまとめたり、対処法を調べているうちに午前が終わった。

午後になってようやく note に仕掛かった。下書きには次の3題があった。
 1.「ここらへんの史跡をゆく③ ~ 清須城」
 2.「 <続>怪しい者ではありません 」
 3.「ボクらの時代  ~ "最強" 属人的営業」
いつもより出遅れたこともあったのか、何故かどのお題も書きたくならない。前日のゴルフは天気も良くて楽しかったが、特筆すべきショットも無かったし、スコアも平凡だったのでこれも記事にはならない。

桜には満足  スコアは残念

***

そんなことで、つれづれなるままに‥というかダラダラなるままに書き進めたのがこの投稿です。「私の note ライフ」なる内容ではありますが「お茶を濁した」感は否めません。

今回は雑文中の雑文。ここまでお読みいただいた方にはお詫び申し上げます。来週から心を入れ替えて精進致す所存です。

< 了 >

P.S.  タイトル画像は桜餅と濃く淹れた緑茶。「血糖値高いんだから食べちゃダメでしょ?」と意地悪を言う細君を無視して食べました。美味かった! 
カテキンが糖を分解するとかしないとか ??


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