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kindle unlimitedの実店舗が切実に欲しくて、文喫さんでやってくれないかなと思っている話。

 Amazonが実店舗を実験的に続々とオープンさせていますよね。これはオンラインの補完、というよりは今までの技術やノウハウを実店舗に反映させた、というところだと感じています。

Amazon、アメリカ以外で初となる実店舗

 それよりもAmazonさん、kindleをどうにかして欲しいです。笑 電子書籍はお目当ての本を探す場合には便利なのですが、例えば「哲学」と行ったジャンルで探そうとする時や、なんとなく読む本を探している、時には不便さが際立ちます。
 中でもkindle unlimitedの対象書籍を探すのがやや面倒なんですね。特に、本屋で偶然出会う、みたいな楽しい体験もありません。

 そんな訳で、kindle unlimited対象の本だけをディスプレイしてますよ、という本屋さんがあれば足を運んでみたい。アバターで参加出来るようなオンラインでも構わないので、検索の便利さと偶然の大切さを両立させるようなサービスになるとより面白いと思います。

 六本木にある「文喫」さんのコンセプトにとても共感していて、以前はよく足を運んだものです。(以下引用)

 本と出会うための本屋

本屋では、本を選ぶ時間こそ最良だ。
想像し得ぬ本との巡り合い
棚の間で移ろいゆく興味と関心
唐突に目に入ったそれを眺める時間と空間
幾つか手に取ったならば
椅子に身を預けてみるのもまたよい
珈琲をお供にじっくりと過ごす
時には本を傍らに喫茶で語らう
没頭と息抜きが行ったり来たり
一日の最後には意中の一冊が見つかるだろう
ここにはまだ見ぬ本との喜びが確かにあるようだ。
偶然の出会い、一目惚れの瞬間、深みにはまる本との関係
読む人も、そうでない人も、きっと本のことが好きになる

  上記のような素敵なお考えで本屋をやられている上、入場料もあるのでより本に向き合う集中力が研ぎ澄まされるような空間が用意されています。
そこで出会える本がkindle unlimitedの対象で即DL出来たりすると、効率も最高に良いし、偶然性も高くて魅力的。せめてワンスペースでもそういったディスプレイの本屋さんがあると嬉しいなと思います。

 電子書籍の便利さ、情報の整理のしやすさ、知識としての身に付きやすさを踏まえると、中々紙の本には戻れないこの頃。
 kindle自体も、本をpdfでDLするのと比べて不便な点もまだまだ多いけれど、電子書籍がもっともっと進めば良いなと思います。

 一昨年くらいの文喫さんの様子。

文喫_0803

文喫2


そういえば一昨年に記事書いていました。
話題の文喫、本という宇宙


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