話題の文喫、本という『宇宙』
話題なのかな?笑 気になっていたけど行けていなかった、入場料付きの本屋さん『文喫』を訪れました。
名前の通り喫茶店が併設された本屋さんなのですが、スターバックス併設の蔦屋に勝る点あるのかな?と思って中々行かず。
結論:入場料付きは良い
という事が分かりました。
家から遠いので暫くは行かないと思いますが、きっとまた行きます。
『無料』という空間は謂わば公共の場なので、色んな人がいらっしゃるんですよね。簡潔に言うとマナーが悪い人も多い。ただそこに1500円という入場料がある事で一定ラインのマナーが保障されていると感じました。
後は
サードプレイスとしても80点くらいで居心地良いんですが、私が貧乏性なのか、費用対効果を無意識に意識しちゃってか、めちゃくちゃ集中出来ました。10時間も滞在して、10冊しっかり読めて、5冊くらい流し読み出来ました。10時間も居続けられるのは満席にならなかったのと、入場料を払っている事での、長居の後ろめたさが無いこと。理由付けしてますけど、集中出来ていてそれも全く意識しませんでした。カフェにいると満席の時気を遣いますよね。
それに寛げる空間でもありました、人をダメにするクッションとか寝転がれるスペースも少しあって。ソファも快適やし。無料のコーヒーもクオリティ高いし。
本の選択肢も良くて、新書に近いラインナップが多い。かつ選書が好みでした。オールジャンルで良い本選んでるな、と。ディスプレイも魅力的。
改良点があるとすると
①が1番欲しいんですが、
本に書き込んでもOK(かつそれも販売しちゃう)くらいの特異点があって良いと思います。1500円の入場料があって、『提示するサービスはブックアンドカフェと一緒』だと企業努力は微妙だなと感じます。
マーケティングと価値付けが上手だから成り立ってるだけの気がする。急に否定。笑『しるし書店』のサービスありますよね。あれのリアル店舗だったら面白かった。誰かがメモするものが積み上がっていく、唯一無二の本の販売。1500円の入場料があればアホな落書きする人もいないと思いますし。
②文字通りです。なんでカフェにないんだろ。
長居してもOKな採算なら、付けても良いと思います。
③文字通り。清潔感は大事。あとトイレとかね。トイレ綺麗でないと一気にサービスの悪さが目立つ。
④喫茶店のスタッフさんがいたんですが特筆点はゼロ。この人達がめちゃくちゃ本に詳しくて、おすすめしてくれたら「取り敢えずそれ読もうかな」となりますよね。サービスの抜群に良いなら購入にも繋がるでしょう。販売したら手書きのメッセージ付きとかね。
3日前に予約すればご案内サービス受けられるらしいですが、今時は3日も前から読書の予定を予約する人は少なそう...
本好きな人へのサプライズプレゼントなら嬉しいですけどね!(そのプレゼントされたい...もうサプライズにならないけど...笑)
近所に良い図書館があるし、1,500円払う分食費をカットするつもりで行ったので、行くハードルは高かったんです。ただ経験せずに『楽しいかもしれない』可能性を潰すのも嫌だなと思って、新しい可能性にかけた次第です。
お陰でめちゃくちゃ良い『本』に10冊出会えて1500円以上の価値がありました。殆どが3000円オーバーの本だったので買いませんでしたが、いずれ買うと思います。良書ばかり。
読んだ本をnoteの最後にひたすら載せておきます。好みはあれど、書店に平積みされたら売れる確信のある良書ばかりです。
世界中で1日に印刷される本のページ数って約45兆ページですって。国内でも1日に平均200冊の新刊が出ます。年間7万冊。
1日10冊読めるようになっただけでも中々ハイペースで読めている(読めるの基準は、頭に入る、ポイントをメモできる、要約できる)と思うのですが、1日200冊読んでも、それ以前の本には触れられないわけです。
今までの本全部読もうと思ったらそれこそ不可能で、天文学的数字に挑む訳で、学問の中では宇宙と同じくらい、生きている間に到達できないラインがある分野だなとつくづく感じます。
そこに知的好奇心が刺激される深い興味があるんですけどね。一生の間に1冊でも多くの良書(著者という賢い人物)に出会って、多くの人に関わりたいと思います。1日で10人の考えをまるっと吸収なんて出来ませんよね、でも本なら出来るんです!!
▽蜷川さんは最高の演出家であり偉人
ジャズの本はちょっと難しかった
本好きにはめちゃくちゃ楽しい
蜷川さんの本が最高でした。あとにゃんこ。
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