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直近採用トレンドに関して​(2023年8月現在)

第3回目は、直近採用トレンドというテーマで書いてみようと思います。
実はこの内容は、先日のアルムナイイベントの発表用で作成したのですが、体調不良で参加できなくなってしまい、お披露目の機会がなくなってしまったものです。
せっかく作ったのに…ということでこちらに投稿させていただくことにしました。

目次

1.直近の採用手法トレンド​の種類

​今回は、数ある手法の中でも下記に絞ってみていこうと思います。
特に直近では、ビズリーチさんの影響が大きいと思われる「ダイレクトリクルーティング」が非常に伸びてきています。
その他にも、SNSを使った「ソーシャルリクルーティング」や、
採用イベントに近い「採用ミートアップ」、知人や縁故に近い「リファラル」や「アルムナイ」などがあります。
どの手法においてもコストは安い傾向にありますが、手間が大きいということもあり、社内にリクルーター(採用人事)を置くケースが増えています。

①ダイレクトリクルーティング​
②ソーシャルリクルーティング​
③採用ミートアップ
④リファラル採用
​⑤アルムナイ採用

採用トレンド‣マトリックス表

2.ダイレクトリクルーティング​

ダイレクトリクルーティングは、人材採用方法の一種で、採用の候補者に対しての積極的な採用活動を直接行うことです。
海外では「Sourcing」 としても知られており、割と一般的な手法となっています。

ご存じの通り、ビズリーチさんが1番有名になり、プラットフォーマーとしても1人勝ちのような市場にはなっていますが、最近はリクルートダイレクトスカウトやDodaXなどの大手エージェントのサービスもCM広告をバンバン打っています。

私自身も自社採用で活用していますが、人材サーチの時間や、スカウトを打つ時間を現場で確保しきれないなどの課題があります。
よくご支援しているクライアントからも聞きますので、陥りやすい状況なのだと思います。
ダイレクトリクルーティングのコンサルなんかの企業も出てきていますので、困っている先にはビジネスが待っているのですね!

従来の採用方法とダイレクトリクルーティング

3.ソーシャルリクルーティング​

ソーシャルリクルーティングは、Twitter、Facebook、Instagram、YouTubeなどのSNSを活用して行う採用のやり方で、特に就職活動を積極的に行う20代は、SNSの利用も活発なので効果ありです。
私は30代中盤ですが、SNSがそんなことになるとは思っていなかった世代なので、もはや必死で追いつこうとしている状態です…

メリットとしては、コストが比較的かからないことと、潜在層にもアプローチできる点にあると思います。
また、ラフなコミュニケーションからスタートできるので、ミスマッチを防げるという点にもありそうです。

デメリットとしては採用難易度の高さがあげられると思います。
そもそもSNSとは?という採用担当者では絶対にうまくいきませんし、即効性もやや弱いので中長期でブランディングをしていく必要があると思います。

とは言え、私はソーシャルリクルーティングに最も期待しています。
LinkdInでの採用が活発なのはもちろんのこと、2023年8月30日現在、X社が、SNSサービス「X(Twitter)」で求人活動に生かせる新機能「X Hiring」を発表しました。
これは一気に拡大する可能性を秘めており、今のうちにせっせと、LinkdIn、X、noteのアカウントを育てている最中です。

X Hiring Beta (Image courtesy: twitter.com/@XHiring)

4.リファラル/アルムナイ

採用ミートアップはそこまで詳しくないので、最後にリファラルとアルムナイについてまとめておこうと思います。

「リファラル採用」:自社の従業員や社外の取引先など、社内外で信頼できる方から、自社に見合った人材を紹介してもらう採用手法
元々欧米から入ってきた考え方のようです。
あれ?「縁故採用」と何が違うのという話になりますが、縁故血縁関係や身近な関係者を採用する「特別ルート」的な意味合いが強く、基本的に内定が前提になるもので、内定前提ではないリファラルとは若干意味合いが異なります。

「アルムナイ採用」:何らかの理由で自社を退職した人を再雇用する採用手法のことで、別名「カムバック制度」「出戻り制度」ともいわれています。
最大の特徴は、何といっても自社の理念や目標を理解した人材が戻ってくるところ。人材採用の失敗を回避できるだけでなく、即戦力としての活躍が期待できます。
こちらも「出戻りや再雇用」って昔からあったよねとなりますが、退職者を再雇用するアルムナイ採用や、アルムナイと関係性を構築するアルムナイネットワークのほか、アルムナイにまつわる取り組み全体を「アルムナイ制度」という形で広い意味で捉えられています。
アルムナイという考え方も欧米から入ってきた考え方で、外資系企業では、アルムナイを人材リソースとしてとらえて再雇用したり、アルムナイネットワークを事業に生かしたりするのが特徴となっています。

私もリファラルで声をかけた前職の同期が、同じ職場で働いていますし、
アルムナイグループの運営も行っています。
知っている・同じ会社で働いたことのある仲間というのはいつになっても心強いですね!

8月に実施したアルムナイイベント写真

5.まとめ

パワポにまとめていた内容だったのですが、上手くまとめられたような気がします。
こういうアウトプットができる場として、noteは非常に有意義な場所だと改めて感じました。
採用のトレンドは日々変化している中で、採用とマーケティングの垣根がどんどんなくなっているように感じます。採用だけで来てもダメで、マーケの知識をどんどんつけていく必要があり、SNSは良い学びの場となっています。

毎月1回投稿で今のところ進めてこれていますので、また9月にも投稿できればと思います!


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