見出し画像

2023年3月5日、「R35」プロジェクトをはじめます #r35pj

はじめまして。岩嵜と申します。
仕事としてはフリーで編集者やライターなどをやっておりますが、今までにプライベートでイベントやコミュニティやメディアの運営を色々とやってきました。これまでのnoteのタイトルだけでもサラッと見てもらえれば分かると思いますが、色々と中止しています。今、ちゃんと続けているのは「谷根千コレクション」というコミュニティ(Facebookグループ)と「タネラジ」というメディア(ポッドキャスト)くらい。個人でオンラインイベントを毎週3本+毎月3本くらい企画していますが、参加者不足と準備不足でほとんど実現出来ていない状況です。

そんな僕がタイトルの通り、「R35」というプロジェクトを始めます。

今までの企画については、正直、中止しても良いと思っていたというか、個人でやっているものなので中止したところで誰の迷惑にもならないと思ってやってきましたが、今回は違います。ちゃんと人に参加してもらって、責任を持って運営していきたいと思っています。

「R35」はコミュニティプロジェクトです。

「R35」という文字面を見て、少なからぬ人が思い浮かべるのはフリーペーパー「R25」ではないでしょうか。25歳以上の男性会社員をターゲットとしたリクルート社のフリーペーパー。様々な駅に設置されていたのを記憶している人も多いでしょう。

この「R」は映画における「R指定」(同名のラッパーさんの方が知名度が高そうですが…)と同様の「Restricted(制限)」の意味。R18とかR20とか、暴力表現や性的表現が強い映画は、こうした指定が付き、18歳以下、20歳以下の人は観ることが出来ません。ちなみに、フリーペーパー「R25」が限定しているような「男性」に限る意味は「R」にはありません。女性会社員をターゲットとした「L25」というフリーペーパーも出ましたが、この「L」は「Lady」「Level」の意味だそうで、今、考えると無茶なタイトルな気もしますね…。

そんな「R」を冠した「R35」は、「35歳を超えて新しいことをはじめる人のためのコミュニティ」です。参加者を35歳以上の人に限定したオンライン(ときにリアルも)コミュニティです。Rには「Restricted(制限)」だけでなく「Restart(再始動)」「Remain(存続)」の意味も込めています。

個人的に、昨年の10月に35歳を迎えたんですが、35歳を超えて、新たな何かをはじめるのって、なかなか勇気が要りますよね。20代ならまだしろ、ある程度、生活スタイルが定まってきた中、人によっては家庭や事情があったりして、なかなか新しいことをはじめるのは難しい。

でも、本来、何かをはじめるのに年齢は関係ないはず。過去にも、35歳を超えて新たにはじめたことで歴史に名を残している人は数多くいます。大器晩成という言葉もありますが、それまでの実績や経験があってこそ、新たなことをはじめても成功しやすいということもあるでしょう。そして、決して成功しなくても良い。プライベートでやっている限りは、必ずしも収入を得なくても良いですし、多くの人が関わったから良いという訳でもありません。35歳を過ぎても、誰しもが何かをはじめて良いし、続けて良いのです。

「R35」では、そんな35歳を過ぎて新たなことをはじめる人を応援します。応援と言っても、何かしら金銭の融通を効かせたり、具体的に支援するということではありません。「R35」というコミュニティに集まる人同士で、互いに新たにはじめたことの進捗を共有し合い、時にコミュニティメンバーの誰かが企画したことに参加し合い、感想を言い合えるような場にできればと思っています。

個人的には「R35」というウェブメディア&ZINEをつくるので、その進捗を共有しつつ、メンバーの皆さんに取材させて頂いたり、書いて頂いたものを編集させて頂こうと思っております。

つまりは、「R35」に参加頂いた時点で、ある程度の広報機能(編集者の端くれですので、そこまで期待しないで欲しいですが…)が持てることになります。個人での情報発信には限界がある中(インフルエンサーの方や既に知名度の高い方でしたら別ですが)で、「R35」というメディアへの注目度が高まれば、結果として、メンバーの皆さんへの注目度も上がることでしょう。

また、先ほど「時にコミュニティメンバーの誰かが企画したことに参加し合い」と書きましたが、誰かの企画に参加するのってワクワクしませんか?

例えば、ツアーコーディネーターを新たにはじめる人の企画だったら、その人の企画するテストツアーに行ってみても良いかもしれません。映画監督を新たにはじめる人の企画だったら、その人の企画する短編映画に出演することもできるかもしれません。イベンターを新たにはじめる人の企画だったら、その特別なイベントに参加できるかもしれません。もちろん、参加は強制ではなく自由。でも、自主的にはなかなかやらないことに誘ってもらえるのは楽しいものです。更に、実験的にやってみる企画で、少なからぬ参加人数が集まることはメリットになるでしょう。(岩嵜も参加できる限りは参加予定です)

その他にも、興味ややりたいことが近い人が集まれる「部活動」も、コミュニティとしてやろうと思っています。

今、考えているだけでも、読書部/出版部/映画部/旅行部/音楽部/美術部/写真部/青春部など。運営は、それぞれのテーマでやりたい企画がある人に任せようと思いますが、参加自体はコミュニティメンバーであれば誰でも自由。必ずしも興味とやりたいことが一致する訳ではないと思うので、興味を通じた横のつながりを作れればと思います。読書会とか映画上映会とか旅行とかDJイベントとかカラオケとか展示会とか出来れば面白いですよね。35歳ともなれば、金銭的な余裕も出来ていると思うので、できることの幅も広い気がします。

R35のコミュニティの3原則というのも考えました。

R35のコミュニティの3原則
①オープン(外に開かれる、透明性)
②フラット(格差はなし、平静)
③スモール(少人数、儲けすぎない、継続する)

まずは、①オープン。
コミュニティの参加に条件はありますが、コミュニティで何が行われているかは外からも見られるようにしようと思っています。また、コミュニティ運営にかかる収支などは常に公開し透明性を保とうと思っています。

次に、②フラット。
35歳以上と設定しているので、参加者同士の年齢差は有りますが、基本的には格差はなくできればと思います。収入などの差もあると思いますが、R35の中では気にせず交流できればと。R35においては、はじめること、そして、つづけることが全てです。規模の大小は関係なく、つづけていることに対して評価し合えればと思います。また、熱し過ぎず、冷め過ぎず、なるべく平静を保ちつつ、対話の継続を楽しめればと思います。

最後に、③スモール。
汎ゆるコミュニティが、規模が大きくなることで、一人ひとりの参加者の満足度が下がるのを数多く見てきました。コミュニティの運営者としても、30人を超えると、参加者一人一人の状況を確認するのが難しくなります。なので、先に挙げた「部活動」などを通じて、なるべく一つ一つのコミュニティを小さく出来ればと思っています。また、新たにはじめることについても規模の大小を気にしない。なるべくなら小さいまま、とにかくつづけることを応援できればと思います。

コミュニティ運営においても、なるべくフラットに、上下や中心を作りたくないので、岩嵜の役割は「相談役」としました。要するに、何でも屋であり雑用です。コミュニティを裏側で応援しつつ、参加メンバーの汎ゆる相談を受け、できる限りの改善をしていきます。もちろん、参加メンバーがやりたいことや人生そのものについての相談も受け付けます。(専門領域以外は、答えを出さず、ただ話を聴くだけですが)

ダラダラと書き連ねてしまった(勝手に〆切を3/5と設定していたのですが、案の定、3/5に、これを書き始めています)ので、また、改めて整理した企画書をnoteに書こうと思っていますが、まずは所信表明として。

この時点で「R35」への参加に興味がある方は、以下のフォームよりご登録ください。最初なので、ちょっとハードル高めに「本名」「生年月日」などをお書きください。もちろん漏洩などはしませんが、信頼するかどうかは、過去のnote記事などを読んで頂ければと。追って、コミュニティの準備が整い次第「メールアドレス」宛に案内させて頂きます。

ちなみに、人がある程度、集まって来ましたら、月額の会費制を設けようと思っています。(もちろん収支を明らかにした上で、収益は、コミュニティ運営費やオンラインメディア&ZINE制作費に充てる予定です)なので、参加する気があれば早めの方が良い気がします。

さあ、35歳から、一緒に何かをはじめましょう!