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「手紙屋」を読んで②[2020/8/3]

 手紙屋を読んでの続きを書いていこうと思う。前回は手紙屋が諒太くん宛に送った手紙のうち、1~5通目までについて書いた。今回は6通目以降について、考えたことを書いていく。

 大きく分けて、3つある。それは以下の通り。
①会社や職業を自分に向いているかで考えていた
②働くとは、多くの人を幸せにすること
③夢を叶えた人はやりたいことに情熱を持って続けてきた人

 会社や職業が自分に向いているか

 1つ目の「会社や職業を自分に向いているかどうかで考えていた」ことについてだ。諒太くんが手紙屋に宛てた手紙の中にそのような意味の文章を書いていて、すごく共感した。
 確かに、自分に向いているかなんてやってみないと分からない。僕は野球をずっとやってきたが、自分に才能があるからとか、自分に向いているからといった理由で始めたわけではない。テレビでメジャーで活躍をしていたイチローを見て、実際にキャッチボールをしてみたり、ボールを打ってみたりしたことでもっとやりたい、野球楽しいと思って始めた。

ワクワクすることは?ワクワクする環境は?

 また、手紙屋は「向いているかどうかよりも、自分をワクワクさせてくれる会社を選んでみたら?」というようなことも述べている。そのことについて、まだ突き詰められたわけではないが、現時点で自分がワクワクすること、ワクワクする環境について考えてみた。


・新しいことを知れること、感じられること
・周りに自分よりすごい人がいること
・お互いのことを認め合えること

新しいことを知れること、感じられること

 今真っ先に挙がったのは「新しいことを知れること、感じられること」だ。小学校から高校まで、ずっと野球と勉強しかやってこなかった。新しいことに興味が向くわけでもなく、ただただやっていて楽しい野球に対して、全力でやってきた。新しいことを知る時間がないほど、野球と勉強にしか時間を使ってこなかった。だからといって、そんな時間が無駄になったとは思っていない。そのお陰で、今新しいことを知る楽しさをものすごく感じている。読書をすることや海外ボランティアに参加すること、西野亮廣エンタメ研究所に入ってみること、箕輪編集室に入ってみること、ジョーカツに入ってみること、色々行動するようになった。とにかく動いて、今まで知らなかったことがどんどん知れる。そんな現状がすごく楽しいと思えるし、もっと知りたいと思うし、もっと自分のものにしていきたい。

周りに自分よりすごい人がいること

 次の「周りに自分よりすごい人がいること」は上と似ているかもしれない。野球をやっていた頃のことを思い出すと、僕より上手い先輩がたくさんいたわけだが、そんな先輩のプレーを見て、「絶対いいところを吸収してやる!」、「先輩より上手くなってやる!」と思っていた。一方で、僕が最上級生の時はモチベーションを保つのが難しかった。理由としては、同じポジション(キャッチャー)に競い合える人がいなくなったことがある。同学年にも、下の学年にもキャッチャーを専門でやっている人がいなかったのだ。もちろん練習では全力で取り組んでいた。けど、今思い出すと、先輩がいた頃の方が成長度としては高かったのではないかと思う。

お互いのことを認め合えること

 最後は「お互いのことを認め合えること」。正直認めてもらえない環境があったかというわけではないけど、居心地が悪かった環境はあった。この時とは具体的には言わないが、その集団はみんなが自分のことを優先し、素直ではない人の集まりだったと思う。そんな集団で、正面から向き合えなかった弱さが自分にあったことは認める。対立したくないと、僕も自分のことしか考えられなくなっていた。高校の野球部や、ボランティアの時のメンバー、大学の野球部の時のようなお互いのことを尊重し会える環境がいいと思う。

 自分が思ったことをノートに書き出しみることで、どんどん派生していろいろなことを考えることができたので、これからも続けていこうと思う。

*本当は②、③についても書こうとしていたんですが、①が広がりすぎてしまったので、また別で書きます😅

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