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絵本『地面の下のいきもの』

『地面の下のいきもの』
作:松岡 達英
絵:大野 正男
出版社:福音館書店

<解説>
地面を掘ると、アリの巣がよく見つかります。アリ、モグラ、セミやミミズ、カブトムシの幼虫など、地面の下にはたくさんの動物がくらしています。地面の下は、昼も夜もあまり温度が変わることなく、湿り気があるので、生き物たちにとっては快適な場所です。木が生えているところでは、根っこで食事をする生き物もみられます。目に見えない彼らの生活を、原寸大断面手法で描きます。

福音館書店HPより

ここのところサボりがちだった庭仕事を頑張っています。
今朝は雑草を抜いて花が終わったブランターや植木鉢を空にして、新しい土を入れました。花の苗はまた今度ホームセンターで購入予定です。

虫が苦手な私ですが、庭で出会う虫たちには友好的に向き合うようにしています。
土の中から出てくるミミズや、プランターを空にした時に出てきたカナブンなどの幼虫はお馴染みさんです。
時々大きな羽音をさせて飛んでくるクマバチは、比較的おとなしい性格で、こちらが何もしなければ襲ってきたりしません。
アマガエルやトカゲの仲間も、水撒きしていると驚いて草陰から出てきたり、蝶々もひらひらやってきます。
このように小さな民家の庭であっても、様々な生き物が営みを続けています。

この『地面の下のいきも』という科学絵本は、我が家では人気上位の絵本で、特に長男は絵本に載っていた虫を見つけてきては虫かごに入れて観察していました。
この絵本には100種類以上の、土の中で活動する生き物たちが写実的に描かれていて、土の中での様子や生態を学ぶことができます。
土の中では虫だけではなく、蛇やカエルなどの爬虫類や両生類、モグラやネズミなどの哺乳類やカワセミなどの鳥類までも、土の中で卵を産み繁殖している様子を絵で知ることができます。


我が家には男の子二人したいなかったので、こうした科学絵本や図鑑が本棚で幅を利かせていました(笑)
特に長男が気に入ったところは『地面の下のいきもの』の扉絵にあるワンフレーズ。

僕たち人間より、かしこく生きているやつがいる。
しかも、とんでもないところでね・・・

「とんでもないところ」
この言葉がお気に入りになり、とんでもないところに潜んでいた生き物探しが我が家でブームになったこともありました。
一見何もなさそうな土の中ですが、様々な生き物たちの快適な住宅街だったりするのかも知れませんね。

さて、これからの季節は庭仕事もハードになり、雑草との戦いと虫たちとのせめぎ合いが激化していきます(笑)
楽しみながら季節の移ろいを感じて生きて行こう思っています。





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