物を買う、ということ。

マンウォッチングが好きだ。
今も難波高島屋前で仕事の時間まで人を見ている。

色々な格好をした人がいて、その格好に至るまでにはその分だけ買い物をしたということだ。
「何故それとそれを併せる?」
「目がチカチカするわっ」
などと、多種多様な雰囲気を他人にアピールしている。
それはデモンストレーションでありプロパガンダの様なものだ。
むかし、知人の女性が、
「DVする人って、服装がチグハグな人が多いんだよね」
と、語っており、ぼくは何故だかそれが納得出来た。

自分がお洒落なわけでは決してない。
安い物しか身につけていないのにお洒落な方を知っている。そういう人がファッションのセンスを持っていると言えるのだろう。
自分は今は素材メインで選び、それが安いと感じられれば購入するというスタンスだ。
素材が良くて安い、という物を選ぶと、自然とセカンドハンズになってしまう。
家でも服でも誰かが袖を通し着やすくなったものを着るのは快適だし、逆に自分が育ててみたいという物もある。

時代の所為かどうかはわからないが、いまは「高い」と思える物が多いと思う。それはファストファッションにしても然りで、その価値がある服なのか、と考えると、コストとパフォーマンスがチグハグな物が多い。
アパレルの人は何を誰が誰に売っているのかを再考しなければならない。

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