ビヨンドユートピアが秀逸だった

西野亮廣さんおすすめのドキュメンタリー

毎日更新している西野亮廣さんのVoicyを定期的に聴いています。
時々、おすすめの映画や音楽なども話に出てきて薦められたものは積極的に聴いたり、観たりしています。
今回のVoicyで推していたのがドキュメンタリー映画 ビヨンドユートピア脱北です。
熱量多めに語る西野さんの推しを聴いていると、「これは観ねば!」と俄然やる気になりました。
おそらくお勧めされていなければ映画館にまでは足を運んでいないでしょう。
まだ2024年が始まったばかりで1月から公開が始まったドキュメンタリー映画ですが、西野さんは今年のドキュメンタリー映画No.1間違いなし!と言い切っているのです(笑)


ネタバレなしの映画の概要

そもそもビヨンドユートピアってどんなドキュメンタリーなの?という方に向けてさっくりと説明すると、
名前から脱北のタイトル通り、北朝鮮から脱北してくるドキュメンタリーです。
その映像は全て実際の映像で、再現映像などは一切撮影していないのです。
西野さんのVoicyでも説明されていますが、一場面ごとの切り替わりが早くて編集で緊迫感を出し、エンターテイメント性もしっかりとあるところが凄いんです(なんか内容は入れてないけどこれもネタバレっぽい?)
北朝鮮の現状を知ってください!だとか、自分たちの恵まれた環境と比べてみてください!といった気持ちで見るべき映画(それもあるけど)だけでなく、この先どうなるんだろう?とか先を見たくなる要素がふんだんにあるんですよね。
撮影はスマホやフィーチャーフォンでの撮影も多いため映像が必ずしもわかりやすいわけではないですが、これも編集技術で緊迫感に変えています。
これ以上は観てくださいといった方がいいと思うので、概要はこの辺りにします。
大スクリーンでなくても楽しめると思うのでサブスクやレンタルで解禁になってからでもお勧めです。

余韻に浸る

この手の映画は映画を観ただけでは意図しているところが理解しづらかったり、本当はこんなところを見てほしい、といった作り手の意図を知りたくて今ではほとんど売れていないらしいパンフレットを買うことが多いです。
最近だと宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」。
これも映画として楽しめたのですが監督の想いや、意図はパンフレットを見返してみるとよくわかりました。
パンフレットに載っている記事はその他の新聞や雑誌、YouTube、テレビ番組で語られていない内容が思った以上に掲載されていて個人的には良かった!と思った映画はパンフレットを買っています。
(なので1本観たら結構な金額がかかるのですが)
今回も余韻に浸るのに最高のパンフレットでした。
別に紙じゃなくてもいいんですが、データ配信とかでもいいと思います。


次に観るドキュメンタリー

あー面白かった!と思ったところですが、西野さんのVoicyでこんなことを話されていました。
「ビヨンドユートピアは今まで観たドキュメンタリーの中でも一位、二位に匹敵する映画だ! あえて一位、二位を挙げるとすればバンクシーダズニューヨークかなあ。」(こんな感じの言葉でした)
そのお話を聴いて、これはバンクシーダズニューヨークも観ないと!と次に観る映画が決まりました(笑)
これは10年以上前の映画なので、サブスクでやっていないか検索するとU-NEXTで見れるようでしたので、早速見始めています。
(サブスクだと、一気に見ないで分けてみるので現実に戻ってしまいますが)
Amazonプライムでもレンタル(もしくは購入)で視聴できるようです。


ドキュメンタリー好きの理由

映画好きなのですが、ここ数年はドキュメンタリーを特に好んで観ています。
AmazonプライムやUーNEXTなどのサブスクだったり、サブスクやレンタルで観れないドキュメンタリーはDVDを購入しています。
環境問題を扱った作品や、人の生き様など、多分書籍を読む時も結構好んでビジネス書を読んだりしているので、ドキュメンタリーはそんな学びの感覚なのでしょう。
最近購入したドキュメンタリーでよかった!と思うのが(最近の映画ではありませんが) 中村哲さんのドキュメンタリー「荒野に希望の陽を灯す」ですね。 サブスクで観ることはできませんが購入してでも観て良かったと余韻に浸れる作品でした。
話題作でもある「夢見る小学校」これは映画館に行きましたが、続編含めてなかなか考えさせられる作品でした。
他にも色々ありますが、作品だけ紹介するより、少し私見も交えて紹介したいのでまたの機会にご紹介いたします。

補足

先日、西野亮廣講演会の後の懇親会で西野さんが、ビヨンドユートピアについての感想の補足を語っていました。

「この映画は批判覚悟で脱北者を募り、撮影させて、映像化している。映画に出ている一部の家族以外にも不幸な目にあった脱北者も対象の人でいたと思う。映画を作るためにはそれを厭わない覚悟が真似できないし、凄みだと思う」
※こんな感じの内容でしたがあくまで私の聞いた記憶とイメージ。

聞けばますます、リアリティな内容に納得がいきます。



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