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お金についての考え方を知る『お金の才能』

少し前の飲み会で友人と「投資やってみたいよね」という話になったので、オーディオブックを試す時に参考になりそうなものを読んで(聴いて)みましたので、各章でメモしたキーワードと感想をまとめます。

お金について、投資の観点で考えたことがない人向けに、その考え方を知るのに良い本だと思いました。

『お金の才能』
https://www.amazon.co.jp/dp/4761266503

※オトバンクの『オーディオブック』で視聴しました。
https://audiobook.jp/product/53608

■目次
第1章:お金を貯める才能
第2章:情報を読み解きお金をコントロールする才能
第3章:お金を上手に増やす才能
第4章:お金をかしこく使う才能
第5章:お金をたくさん稼ぐ才能


第1章:お金を貯める才能


・コスト削減を考える。細切れで。ランチとか
・生命保険はいらない。
・教育に金をかける必要ない。
・住宅は賃貸じゃなくローンにするべき。資産になるので。
・物を買うときはバリューチェーンの上流で安く買う。
・買うよりもレンタルがよい。心の自由ができる
・売り手の視点で考える。値引き交渉。


第2章:情報を読み解きお金をコントロールする才能

・情報感覚を常に研ぎ澄ます。
・10手先を読む。限られた情報の中から仮説を立てる。例えばバスが遅れている理由を考える。
・何が効用が高いのか(価値を最も生み出すのか)を考える。
・経済条件に合わせてポートフォリオを更新する
・点ではなく線で情報をつなぐ。ストーリーを読み取る。新聞をまとめて読むとか。
・良いアドバイザーをみつける。批評家ではなく実践家。
・インフレデフレも考慮に入れるべき
・多方面から情報を読み解く。温暖化抑制のためにCO2削減をすべき、という考えは安直。
・自分の頭で考えて、流されないようにする。
・正反対の意見からミッシングリンクを見つける。複数の新聞を見比べて、言っていることが違う時にその間を埋める橋を探す。


第3章:お金を上手に増やす才能

・分散収入でリスクヘッジ
・不労所得に意味がある。勤労所得(副業)は継続しにくい
・古い規則に惑わされない。みんなが同じ規則に従えば損をする。自分で法則を見つけるしかない。そしてそれは常にアップデートが必要。
・ロバートキヨサキがサブプライムの金融危機を回避できたのは、レストランのウエイトレスが不動産ブローカー免許をとったと言ってきたから。素人まで市場に参入していると思って危険を察知。
・周囲がざわつきはじめたら早すぎると思っても手を引くべき。
・誰かに勧められたから金融商品を買うのではなく、自分でどんな仕組みになっているものに投資しているかわかった上で投資するべき。
・投資手法がどんな環境下で効くか検討する
・暴落時に買う。オーバーシュート(過剰な値下がり)を狙い適正価格で売る。
・投資は独断と偏見と感情の行動。相場のひずみは生まれる。
・不動産を買うのではなく街を買う
・FXで暴落時に買いを入れて売りを設定。これは確実に儲かる


第4章:お金をかしこく使う才能

・お金の使い方で信用がわかれる。生き金と死に金。同じ1万円をあげても、部下がカフェに行くのに1万円を渡すのが生き金なのに対して、飲み会に行くのに1万円を渡すのは死に金。
・自己投資のために金を使う、という考え方。
・経験を買う
・一流の経験にお金を使う。なぜそれだけのサービスかわかる。高級ホテルに泊まってみるとか。
・相手を儲けさせてから自分が儲ける
・接待交際費を惜しまない。
・自分相場を知る。ブランドにお金を払うのではなく、自分の価値観で払うお金を決める。
・計画性と自制心。
・見た目に投資する。演出する。


第5章:お金をたくさん稼ぐ才能

・資格は稼げなくなる
・不況は起業のチャンス。賃貸の費用も下がるので。
・貯蓄→投資→起業
・スペシャリストからスーパーゼネラリストの時代へ。事業を自ら立ち上げるマルチスキル。
・マルチプルインテリジェンス。複数の知識を組み合わせてユニークな存在になる。
・周辺領域に手を出して自分ができる領域を広げていく。
・教養大事。エリートと会話できない
・マーケティング発想でこれから必要な学びを判断する
・自分の仕事はキャピタルゲインタイプか、インカムゲインタイプか意識する。
・異業種交流会を副業のビジネス機会創出の場にする。自分の名前を売る場として考える
・税金の仕組みを熟知し、お金を守る。


感想

お金に限らず、投資における大事な考え方は3つだと思いました。
1. お金、時間、情報など何に対しても常に費用対効果の考え方を持つ
2. 自分の頭で考えて判断する
3. 自分自身を資産として運用する感覚を持つ

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